
『アッコにおまかせ!』の終了を発表した和田アキ子
長年、日曜昼の時間帯を支えてきた各局の人気番組が次々と姿を消している。その象徴的な出来事がつい先日起きた。40年続く『アッコにおまかせ!』(TBS系)が来春をもって終了するという。
「いわば“日曜昼の呪い”とも言える現象ですね。『アッコにおまかせ!』以外にも、『噂の!東京マガジン』(TBS系)は1989年10月にスタートし、31年半にわたって放送された後、2021年3月からBS-TBSに移行。
また、『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)も2021年9月に地上波での放送を終了。1975年から46年間にわたってオンエアされてきましたが、現在はBS10に枠を移しています。完全終了とはいかなくても、各局で次々と日曜昼枠の改革が進んでいるという印象です」(同前)
そして今、次に「危ない」と言われているのが、54年続くあの番組だという。芸能プロ関係者が語る。
「『新婚さんいらっしゃい!』です。1971年に始まった同番組ですが、試行錯誤を繰り返し、今もなんとか生き残っています。
たとえば、以前までは新婚夫婦は登場するなり自己紹介をして、すぐにトークが始まっていましたが、現在は登場する前に、夫婦が顔を隠した状態でミニ紹介VTRが流れるといった工夫をしています。要するに、“どんな夫婦なのか”を事前に視聴者に興味を持たせ、その後に登場させるという手法ですね。
また、新婚夫婦の家をロケしたVTRが入るなど、トークだけに頼らない構成になってもいますね。こうした涙ぐましいプチリニューアルを繰り返していますが、やはり視聴率は低下傾向です。MCの藤井隆さんと井上咲楽さんは頑張っていますが、2人を変えてまで続けるなら、もうそろそろ……という判断があってもおかしくないですよ」
半世紀続く番組は同時間帯の“呪い説”を払拭できるだろうか。
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