11月4日、横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が、クランクアップしたことが発表された。ドラマへの期待が高まるが、ファンの間では横浜の“激変”ぶりが注目されているようだ。
『べらぼう』は、多くの浮世絵師や作家の才能を見出し、世に送り出した江戸時代の出版人である蔦屋重三郎(つたやじゅうさぶろう)の波瀾万丈の人生を描いたもの。物語はクライマックスに差しかかっている。
「NHKの発表によれば、10月30日にクランクアップし、12月14日の15分拡大スペシャルをもって最終回となるようです。横浜さんは2024年6月からクランクインし、約1年半この作品に臨んできました。最後の撮影シーンは主要キャストが勢ぞろいし、にぎやかなクランクアップになったようです」(スポーツ紙記者)
どんなラストを迎えるのか視聴者の期待も高まっている。一方で、Xでは、公開された横浜のクランクアップ時の写真に関して、
《横浜流星くん痩せた?》
《役作りなのかずいぶん頬がすっきりされて…どうかしっかりと休まれますよう…》
《相当減量しましたね。頬がこけている…》
など、驚く声が聞かれていた。横浜の“激やせ”ぶりに注目が集まったようだ。
「クランクアップの写真で、横浜さんの髪には白いものが交じっており、頬がこけている印象を受けた人も多かったようです。史実によれば、横浜さんが演じた蔦屋重三郎は脚気をわずらい、47歳で亡くなっています。今後、晩年の様子が描かれ、横浜さんが役作りで身体を絞ったのではないかと考えた人もいたのでしょう」(芸能記者)
横浜は、2019年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でブレイクを果たし、多くのドラマや映画に出演してきた。2025年は映画『国宝』に出演し、名門歌舞伎の一族に生まれながらも葛藤を抱える御曹司役を好演し、俳優として躍進を遂げた。かねてから、横浜の役作りにかける姿勢は話題にあがっていたという。
「ボクシングをテーマにした2023年の映画『春に散る』では、役作りの一環でボクシングを始め、同年6月に日本ボクシングコミッション(JBC)のC級のプロテストに合格。2025年4月の映画『片思い世界』では、巧みにピアノを演奏し、横浜さんの引き出しの多さに驚く向きも多かったのです。『春に散る』では、撮影の1年以上前から練習していたことも明かしており、役作りにストイックなことで知られています。『べらぼう』にも強い思いで臨んでいたので、最後まで憑依した演技を見せてくれるかもしれません」(同前)
クランクアップを受けて、横浜は《約一年半、べらぼうに捧げ、蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとっては財産になりましたし、一生に一度しかないこの機会をいただけたこと、そしてみなさまと出会い、作品を共につくれたことを心から感謝しています》とコメントしている。『べらぼう』はどんなラストを飾るのか。
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