誠子
2024年にお笑いコンビ・尼神インターの解散にともない、吉本興業を退所し、現在はフリーランスのピン芸人として活躍する誠子が、11月3日に自身のnoteで単独ライブのチケット購入を呼びかけた。
「誠子さんは『HELP!チケット販売に苦戦。』と題し、12月から始まる初の単独ライブツアーのチケットが売れていないと報告しました。フリー芸人の立場ゆえ《日程や会場、スタッフさん集めチケット価格、チケット販売サイトライブにまつわる事は全て自分で決めます》と記し、ライブが平日のためチケットの売上が伸び悩んでいると明かしました」(エンタメ系ライター)
誠子の単独ライブ『Tsuki-月-』は12月から2026年3月にかけて、神戸、京都、東京などで全国5公演が予定されているが、料金は前売5000円、当日5500円。これに別途ドリンク代600円がかかる。これを“強気”の値段設定だと語るのは放送作家だ。
「誠子さんが吉本時代の2023年4月、自ら主催し、同期芸人で親交のあるアイロンヘッド辻井さんらが出演した、ヨシモト∞ドームでおこなわれたモノマネライブ『NAME』の料金は、前売1800円、当日2300円でした。誠子さんのXでは、今回の単独ライブでも辻井さんとバンドのパフォーマンスを披露すると告知されていますが、モノマネライブの倍以上の値段設定で、果たしてどこまで集客ができるかは未知数です」
Xでは、かねてより誠子のコンビ解散とソロ活動に、否定的な声が少なくなかった。
《尼神インターの解散って誠子の勘違いが原因じゃないの?》
《そもそも元尼神インターの誠子って単独ライブやってるってことは芸人なの…か?なんか違うことばっかりがニュースになってる印象》
こうした声が聞かれる理由を、前出の放送作家が解説する。
「尼神インターの解散の背景には、コンビの不仲説なども取り沙汰されましたが、もっとも大きいのは、お笑いに対する方向性の違いといわれています。コンビはヤンキーキャラの渚(現・ナ酒渚)さんに対し、誠子さんはおもに容姿がイジられてきました。誠子さんは、それをよく思っていなかったようです」
解散後、誠子はSNSに、着飾った激変写真をたびたびアップし、称賛を集めてきたが、それは“笑い”につながるものではなかった。
「誠子さんは2025年4月17日のInstagramで、カナダのバンクーバーに1週間の“プチ留学”に行ったと報告しています。現地でイベント『誠子食堂』を開催したほか、すべて英語による漫才と落語のライブにも挑戦したとのことです。しかし、渡辺直美さんやゆりやんレトリィバァさんのようにアメリカに渡り、現地で生活をしながら笑いを追求する芸人に比べ“中途半端”といった指摘も聞かれました。いずれにせよ、フリーになってからかなり苦戦している印象です」(同前)
会場で生む“笑い”で見返すしかない。
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