
ギャル曽根
11月7日放送の『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)で、大食い女性タレントが東京駅グルメを食べ尽くす企画がオンエアされたが、視聴者からはマナーや作法への指摘が集中している。
「この日は、大食いYouTuberとして活躍する、“大食い第5世代”と呼ばれる『かよ姉』と、“食の変態”と呼ばれる『らら』さんが、東京駅構内の飲食店から選ばれた人気グルメを食べ尽くしていきました。途中、同じく大食いで知られるタレントの大畑花蓮さんも合流し、大食いオールスターズと銘打ち、各店を回って食べ進めていたのですが……」(芸能記者)
大食い自慢たちが勢ぞろいして爆食ぶりを見せつけていったが……。
「最初に入った定食のお店では、MCの川島明さんが『大きめのモバイルバッテリーくらいある』と表現した細長い玉子焼きを、かよ姉がいきなり丸呑みしようとし、ららさんは口に入りきらないほどの量の肉豆腐を箸で口に運ぶ様子などが見られました。続いて、テイクアウトしたパンやガパオライスをオープンスペースで食べる際も、無言で流し込むように食べるだけで味の感想もなく、“食の楽しさ”を伝えるというよりは、いかに“大食いぶり”を強調するかに重きが置かれているようでした」(同前)
このような食事の風景は、ほかの店に移っても見られたという。
「一行はカレーのお店にも入ったのですが、ここではナレーションで『ものの3分で完食』とナレーションが入るなど“早食い”が強調されていました。また、別のカレー店もはしごしたのですが、そこではカツとステーキが載ったメガ盛りカレーを食べた大畑さんの、箸の持ち方が独特な持ち方で、そちらにも注目が集まってしまいました」(同前)
このあと入った食堂では、かよ姉がアジフライを食いちぎるなど、やはり見た目を気にしていない状態だったという。
こうした食べ方に対して、Xでは
《見ててあまり美味しそうに見えなくて残念すぎる》
といった声が相次いだ一方で、大食いタレントの先輩であるギャル曽根の名を挙げ、
《食い方きれいなギャル曽根はマジで尊敬》
《最近の大食いの人食べ方汚いな ギャル曽根を見習え》
などと、比較する投稿も見られた。
これについて芸能プロ関係者は、「大食い系動画はファンが楽しむものなので、あまり“食べ方”を意識する必要がないのかもしれません」としたうえで、「不特定多数が見るテレビでは、単に大量に食べるだけでは視聴者に不快感を与えてしまう可能性もあります。とくに今回は東京駅のグルメを紹介する企画ですから、大食いや早食いを強調する番組の構成も含めて、果たしてプロモーションになったのかどうかは疑問です」と語る。
そしてこの点にこそ、大食いタレントギャル曽根のすごさがあると語る。
「ギャル曽根さんはその規格外の“大食い”が注目されがちですが、『おいしそうに食べる』ことを意識しています。きれいで上品な食べ方を見せるため、箸の持ち方から食器に添える手まで、食べ方の基本を大切し、非常に気を使っているそうです」
食への情熱と美学を両立させているギャル曽根。テレビで活躍するためには、“食べっぷり”も気にかけなければならないようだ。
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