
未成年飲酒で降板した今森茉耶(写真・番組公式Instagramより)
11月9日、日曜朝の定番・スーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日系)の第37話「友情クロス!ファッショニスタは熊手様」が放送された。しかし、ゴジュウユニコーン/一河角乃役の今森茉耶の姿は、一度たりとも映し出されることはなかった。
「前週の11月2日は放送休止しており、2週ぶりの放送でしたが、今森さんの姿はオープニング映像から削除され、本編にも姿は見えませんでした。
変身スーツ姿のゴジュウユニコーン自体は登場し、変身後の状態で『すごい力……まるで恐竜ね』とセリフも発しましたが、声は声優・前川綾香さんによる新規アフレコでした。
スタッフクレジットにも名前はなく、毎週あったはずの予告も全カット。この短期間ですべての痕跡がきれいさっぱりなくなっていました。
一方、各映像プラットフォームの見逃し配信は “準備中” となっており、再生できない状態になっています」(芸能担当記者)
今森は、前日の8日に「未成年飲酒」により所属事務所からの退所、番組降板が発表されているが、実際にはかなり前から “カット” は決まっていたようにも見える。
「9月、同戦隊メンバー・ゴジュウウルフのスーツアクターだったスタントマンで俳優の浅井宏輔さんと不倫関係にあったと、『週刊文春』が報道。浅井さんは持病の腰痛の悪化を理由に降板しましたが、この時点では今森さんにペナルティはなかったんです。
しかし、その後プロサッカー選手との二股疑惑も報道されており、恐らくですが、素行調査などの流れで飲酒疑惑も把握されていたのではないでしょうか。
今回のような映像編集は短時間でできるようなものではありませんし、番組自体は来年2月まで続きます。残り数カ月分の差し替えのめどがついたため、今森さんの降板が公になったのでしょう」(同)
今森は降板当日にXは鍵アカとなり、Instagramの投稿は全削除。謝罪文を掲載して《今回の件を通して、未熟であった自分自身を見つめ直し、信頼を裏切ってしまったことを重く受け止め、二度とこのようなことを起こさぬよう、誠実に生き方を見つめ直してまいります》と報告したあとは沈黙している。
Xでは、
《リアタイで観ていたけど、かなり編集に苦労されたのが分かります。違和感だけしか無いオープニング、次回予告無し。来週どうなる?》
など、戦隊シリーズの今後について心配する声と同時に、
《飲酒行為で元からいないものとして扱われるって正しいとはいえ厳しいな》
《損害賠償とんでもないやろな〜》
などと、今森を心配する声が寄せられている。
スーパー戦隊シリーズでは、出演者が交代したケースは過去にも複数回ある。1975年のシリーズ第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」ではキレンジャーが途中で交代。演じていた畠山麦に別の仕事が入ったのが理由だった。
1981年の「太陽戦隊サンバルカン」では、バルイーグル(レッド)役・川崎龍介が事務所との契約問題により途中交代。
1984年の「超電子バイオマン」では、イエローフォー役だった小泉ミカが第7話のアフレコ前に突然失踪。大騒動になったが、第10話で “殉職” という形で退場、2代目に引き継がれた。失踪中は、いまや大御所声優の田中真弓が代役でアフレコをこなしている。
今回は番組放送中に不祥事で降板するというレアケースだけに、今後の展開が注目されている。
「代役は立てるでしょうが、どういう展開にするのか制作側は頭が痛いでしょうね。この降板騒動で、テレ朝、東映、グッズ展開しているバンダイナムコと関係各所の違約金、損害賠償の可能性もあります。
しかし、事務所から退所しているわけで、19歳の今森さんが自力で対応できるとは思えません。関係各所も取り立てはしないかもしれませんが、かといって今森さんも無罪放免とはならないでしょう。芸能活動の継続は難しい状態ですから、なかなか難しい展開になりそうです」(同)
子供番組の出演者が未成年飲酒することは、昭和の時代ならともかく、令和のいまは一発アウトだ。不倫疑惑、二股疑惑、未成年飲酒のスリーアウト状態では、関係者も “お手上げ” だろう。
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