人気K-POPグループaespa
12月31日に放送される『第76回NHK紅白歌合戦』に「&TEAM」と「aespa」の出場が内定したと複数のメディアに報じられている。
「&TEAMは、2022年に活動を開始した日本人7名、台湾人1名、韓国人1名で構成される9人組ボーイズグループ。韓国のエンターテインメント企業HYBEの日本支社であるYX LABELSが初めて手がけた多国籍ボーイズグループです。
aespa(エスパ)は、2020年に活動を開始した、韓国の大手芸能プロダクション、SMエンタテインメントに所属する4人組ガールズグループですね」(エンタメ系ライター)
韓流系のボーイズグループ、ガールズグループがそろった形だが、X上では冷めた声も聞かれる。
《日本のグループならまだわかる。けど、知らない韓国のアイドルをわざわざ参加させる意図がわからない》
こうした声が寄せられる理由を放送作家が語る。
「K-POPや韓流系のアーティストは、これまでにも紅白に出場しています。2011年にはKARAと少女時代が韓国の女性グループとして紅白初出場を果たしています。
以降も、2017年から2024年にかけて断続的に5回出場しているTWICE、2022年から3年連続で出場したLE SSERAFIMが知られています。もともと韓流と紅白はなじみのあるものでした」
今回、否定的な声があがる理由は “世代間の差” にあるようだ。
「&TEAMとaespaは若い世代に人気があるグループで、中高年にとってはなじみが薄いグループです。かつて紅白といえば、誰もが知る人気アーティストが出場し、ヒット曲を披露する場でした。
しかし、いまや音楽は個人がそれぞれの趣味に没頭するような形になりました。特に世代間でのギャップは激しく、中高年からすると “聞いたこともない” アーティストが登場しているように見えるのでしょう」(前出・放送作家)
紅白の定番出場者といえば、旧ジャニーズ事務所の流れを汲むSTARTO ENTERTAINMENT のタレントが知られる。
「2023年と2024年は、故・ジャニー喜多川氏の性加害報道を受け、旧ジャニーズ事務所系のタレントの出場がありませんでした。しかし今年は “復活” のきざしがあります。一部メディアでは、Sexy Zoneから改名を果たしたtimeleszのほか、キンプリことKing & Princeの出場を有力視する報道もあります。
韓流にせよ、旧ジャニーズ系グループにせよ、一定のファン層がいるので、視聴率維持のためにもNHKはブッキングしたいでしょう。
ただ、それが本当に “国民的なアーティスト” かというと、趣味が多様化した現在では、誰も該当しないのが実情でしょうね」(前出・放送作家)
新たな才能との出合いがあると考えれば、観る価値はあるはずだ。
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