
未成年飲酒で降板した今森茉耶(写真・番組公式Instagramより)
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日系)で初の女性ブラック戦士となる一河角乃/ゴジュウユニコーン役を演じている今森茉耶が、20歳未満の飲酒行為により降板することになった。
「11月8日に放送された第37話では、彼女の出演シーンはすべてカットされ、オープニングのスタッフクレジットや紹介映像からも削除されました。ゴジュウユニコーンとして変身した後の声は声優・前川綾香さんが新規アフレコで対応しました」(芸能記者)
この日のエンディングに流れる予定だった、次週予告もカットされたという。
「ただし、CSテレ朝チャンネルでは予告映像が流れていたようです。本来の予告動画のタイトルは『最後の依頼!?輝くオーラはハイクラス』。探偵である角乃がメインで活躍する回でした」(同前)
9月には、同作の主人公・ゴジュウウルフのスーツアクターを務めていた浅井宏輔との不倫が報じられていた今森。今回の“途中降板”に、41年前の事件を思い出すファンも多いという。
制作会社ディレクターが語る。
「1984年に放送された『超電子バイオマン』で、ヒロイン・小泉ミカ/イエローフォーを演じた女優・矢島由紀さんが第7話のアフレコ前に、消息を絶ったのです」
彼女はJAC(ジャパンアクションクラブ)所属で、“ポスト志穂美悦子”と呼ばれる期待の逸材だったという。だが、矢島不在のまま撮影は進められない。そこで第10話では急きょ、イエローフォーがスーツ姿のまま殉職し、埋葬されるという設定に変更された。
「戦っている途中、ほかの4人をかばって、敵からの“反バイオ粒子”を浴びた彼女が戦死するというストーリーでした。怒りに燃えるほかの4人はなんとか敵を倒し、イエローフォーを棺に納め、涙に暮れながら新たな戦いに向かう、という衝撃的な展開でした。
第11話からは、同じJACから、矢島さんの後輩にあたる田中澄子さんが新ヒロイン・矢吹ジュンとして登場し、物語は進行していきました」
矢島の失踪理由はいまも明らかになっていないが、幸いにも『バイオマン』はメカニックの人気もあり、玩具としてはかなり高い売上を記録。またイエローフォー以外にも、ピンクファイブという女性ヒロインが当初から登場し、「女性ヒロイン2人体制」がマンネリを打破したともいわれている。『ゴジュウジャー』も、最後はなんとかいい形で終わってほしいものだが――。
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