
竹内涼真と夏帆がダブル主演するドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)の平均視聴率が、11月4日放送の第5話で世帯7.0%、個人4.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)の番組最高値を記録した。
「第5話の『とり天よ、空を飛べ!』は、塚本高史さんが演じる勝男の兄、鷹広が大分から上京。鷹広は夫婦仲がこじれていました。しかし兄弟は九州の厳しい父親に育てられたため、鷹広も他人に弱みを見せられない性格になっていたのです。
勝男は兄の悩みを感じ取り『兄のため、とり天を作りたい』と思い、会社の後輩の力を借りてとり天を作り、空港にいる鷹広に届けます。そこで勝男は『俺は泣く! 俺は泣くからね!』と、泣きじゃくりました。このシーンに同作ファンの涙腺は崩壊しました」(同前)
このドラマは、谷口菜津子さん原作の同名漫画が原作。「男たる者は」という考え方で生きてきた勝男が、鮎美(夏帆)と交際を始め、フラれたことで「なぜだ」と自問しながら思い悩み、“いい男”になっていくというストーリーなのだが、この流れに、阿部寛主演の『結婚できない男』(2006年放映・フジテレビ系)を重ねるドラマファンが急増している。
「『結婚できない男』は、イケメンながら、性格が偏屈で独善的で皮肉屋の建築家・桑野信介を阿部さんが演じました。信介と付き合った女性は、そのキャラに辟易してすぐに別れてしまうのですが、夏川結衣さんが演じる医師の早坂夏美さんらと交流するうちに『他人を思いやる気持ち』などが芽生えて成長します。こうしたことから、阿部さんと竹内さんをダブらせる視聴者が急増しているのです。
しかも竹内さんの兄を演じた塚本さんが、かつて阿部さんの部下を演じました。そのことも、2つ作品をリンクさせる“きっかけ”になったようです」(前出・芸能記者)
Xにも
《「結婚できない男」 で桑野信介(阿部寛)の部下役 だった 塚本高史が勝男の実兄役で登場 偶然? 必然?》
《勝男はこのまま独身で年を取れば「結婚できない男」の阿部寛になるんじゃないか》
《じゃあ、あんたが作ってみろよの竹内涼真が、だんだん結婚できない男の阿部寛に見えてきた》
などのポストが寄せられている。
作中の竹内が今後どのように“成長”するのか楽しみだ。
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