日本テレビの水卜(みうら)麻美アナウンサーが、11月11日の生放送『ZIP!』で、8日に53歳の若さで亡くなった菅谷大介アナを追悼した。
「番組では、菅谷アナの功績が取り上げられました。黒い礼服姿で出演した水卜アナは、涙ながらに、数日前まで菅谷さんと仕事をともにしていたと語り『絶対、泣かないと思ってたのに』と声を震わせました。水卜アナと菅谷アナの最後の会話は『私が休みの日にしていた、しょうもない旅行の話とかを、菅谷さんがすごく聞き上手なので、うんうん、よかったね、と聞いてくれていたのを、よく覚えていて』と語りました」(スポーツ紙記者)
水卜アナは「それが最後になると思っていなかったので、なんでまた、くだらない話しちゃったんだろうな」と、後悔をにじませていた。
水卜アナにとって菅谷アナはアナウンサーの大先輩で、指導も受けていた。
「菅谷アナは、水卜アナが失敗をしても『おもしろいからそのままでいいよ』と言ってくれていたそうです。管理職になった水卜アナが提出物などを忘れていると、大ごとになる前にこっそり教えてくれたほか、事務メールにもひとこと添えてくれたそう。菅谷アナから『(後輩の)水卜のこと、尊敬してる。僕もがんばる』と言葉を向けられたとも明かしていました」(同前)
菅谷アナの訃報を受け、11月10日に放送された『news every.』では、後輩の森圭介アナが涙をこらえながら訃報を伝えた。後輩たちの追悼に、Xでは菅谷アナの人柄をしのぶ声が相次いでいる。
《ニュースでのアナウンサーの方々の様子を見て菅谷さん先輩にも後輩にも慕われて、素晴らしい方だったんだろうなと思う》
《菅谷さんの丁寧で信頼できる人柄が、後輩たちの心にずっと残っているんですね》
菅谷アナは1997年、日本テレビに入社。プロレス中継やニュース番組のほか、バラエティ番組への出演でも知られた。
「ロンドンブーツ1号2号さんの『ロンブー龍(ドラゴン)』『ロンQ!ハイランド』や、中山秀征さんと麻木久仁子さんらが出演していた土曜夕方の生放送『TVおじゃマンボウ』などにも出演していたので、幅広い層に認知されていたアナウンサーでした」(放送作家)
日テレの後輩ならずとも、多くの視聴者に慕われた菅谷アナ。天国から仲間たちの活躍を見守っているに違いない。
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