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『ザ・タイムショック』復活も「出演者」に賛否…視聴者が熱望する「一般人参加型」に立ちはだかる壁

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記事投稿日:2025.11.14 16:40 最終更新日:2025.11.14 18:12
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『ザ・タイムショック』復活も「出演者」に賛否…視聴者が熱望する「一般人参加型」に立ちはだかる壁

中山秀征

 

 11月12日、人気クイズ番組『ザ・タイムショックZ~最強雑学クイズ王SP~』(テレビ朝日系、以下『タイムショック』)が、12月3日に放送されることが発表された。長い歴史を誇る番組の復活にファンからは歓声が上がる一方、出演者に関しては不満も漏れているようだ……。

 

 1969年にスタートした同番組は、1分間の制限時間内に12問のクイズが出題され、解答数を競う内容で知られる。

 

「2006年にレギュラー放送終了後は、不定期放送になり、今回は2022年9月以来、3年ぶりに復活します。MC中山秀征さんとホラン千秋さんが務め、出演者には、アンミカさんやえなりかずきさん、森香澄さん、『ハナコ』の岡部大さんなど、18人のタレントが並んでいます」(芸能記者)

 

 3年ぶりの人気番組の復活に、Xでは《楽しみ》《録画しないと!》といった声が上がる一方、

 

《タイムショック以前の形とは違う・芸能人が騒ぐだけの番組になっちゃったの残念》

 

 といった不満の声も見受けられる。賛否が分かれたのは、出演者が関係しているようだ。

 

「もともと、『タイムショック』は一般人が参加し、厳しい制限時間でどれだけ解答できるかというスタイルが支持されていました。しかし、近年のクイズ番組では解答者として俳優やお笑い芸人が出演することが増え、同番組の2022年の放送でも『メイプル超合金』のカズレーザーさんやえなりさん、Snow Manの阿部亮平さんなど、著名なタレントが多数起用されていました。かつてのスタイルに慣れ親しんでいる視聴者にとって、タレントを中心とする構成はもの足りないのかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 1970年代に一世を風靡した『クイズダービー』(TBS系)や『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)は、一般の視聴者が参加するクイズ番組だった。ただ、時代の流れとともに、その形態は難しくなっているようだ。

 

「一般視聴者がメインで参加する番組は、昔に比べて、収録前後の確認や注意事項が増え、スタッフの負担も大きいのです。また、直前になって出演を辞退したり、当日に連絡なしで集合場所に来ないといったトラブルも少なくありません。

 

 タレントをメインにした構成であれば、そうしたリスクも少ないうえ、バラエティ番組としてある程度盛り上がることは保証されるので、収録の“撮れ高”のことも考えると、番組側としても使いやすいのです」(テレビ局関係者)

 

 一般人が参加するクイズ番組はもう見られないのか……。

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