
元放送作家の鈴木おさむ氏が11月13日のXで、1日から配信を開始した、吉本興業とFANYが運営する有料配信サービス「DOWNTOWN+」への提言をおこない、注目を集めている。
鈴木氏は、サービスの登録者数が50万人を突破した件を受け《もしまだ松本さんが「ガキ使」に出演出来ないなら、地上波放送をやめて、ダウンタウンさんが出演する「ガキ使」をここで毎週やってほしい。そしたらすぐに100万いくだろうし。年1「笑ってはいけない」やれば200万いくな》
とポストした。これにはXで、共感の声が相次いでいる。
《ほんとそれガキ使がダウンタウンプラスでやってくれればもうほんとにテレビ自体が不要になる早くやってほしい》
《マジで年末にダウンタウン+で『笑ってはいけない』をしたら凄い人が登録しそうそして地上波ではできないこともできるからクソおもしろい事できる》
《これ本当にそう思う。年末に「笑ってはいけない」かそれに準ずるコンテンツが出たら、まだ伸びそう。可能性の宝石箱》
こうした声が寄せられる理由を、放送作家が解説する。
「『DOWNTOWN+』はオリジナルコンテンツのほか、松本さんが3代目局長を務めている『探偵! ナイトスクープ』(朝日放送系)のアーカイブが配信されると告知されています。さらに日本テレビも、過去の番組提供が公になっているので、『ガキ使』こと『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』も配信されています」
『ガキ使』は、2006年から2020年までの15年間、年越し特番として放送されてきた派生番組『笑ってはいけない』シリーズが知られるが、そのほかにも“ネタ”の宝庫となっている。
「『ガキ使』は1989年にスタートし、当初は平日深夜の30分間にダウンタウンの漫才やフリートークを流す番組でした。その後、オープニング企画が加わりましたが、現在のコンプライアンス基準では物議を醸しそうな過激なドッキリ企画や、下ネタ系の企画も多くありました。ダウンタウンの熱心なファンにとっては、垂涎の内容になりそうです」(同前)
過去回だけでなく、鈴木氏が提言するようにレギュラー放送も加われば、さらなる話題となるのは間違いない。
「松本さんの地上波復帰は、現在に至るまで実現していません。ならば、レギュラー番組のフォーマットをそのまま『DOWNTOWN+』に移行してしまうのも、ひとつの手かもしれません。鈴木さんらしい大胆なアイデアですが、もし実現すれば話題性は十分にあります。あわてるのはテレビ局でしょう。
現在、民放でスポンサーを集め、テレビ番組をつくるという形式には、非常に厳しい公共性やコンプライアンスの遵守が求められます。自由なコンテンツ作り、という点では『DOWNTOWN+』に軍配があがるのは仕方のないことです」(同前)
登録者50万人は、テレビでは見られないダウンタウンを見たがっている。
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