
第38回東京国際映画祭に美しい肩だしドレスで登場した北川景子(2025年10月)
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』で“朝ドラ初出演”を果たした北川景子が11月14日、Xに投稿した内容が話題を呼んでいる。
「彼女はこの日、《昨年の秋から一年以上やつれているor貧しくて食べられない母親をやってます。そんな訳でずっと痩せてます》と驚きの近況報告をしました。そのうえで、《ばけばけ終わったら色々食べよう〜》と、きちんと食事をとることを宣言していました」(芸能記者)
1年以上、やせていなければならない役をずっと演じ続けていると告白した北川に対して、Xでは
《元々細いのに》
《役作りと理解していても、やつれている俳優さんをみると少し心配になります タイミングがきたら、我慢せずたくさん美味しいもの食べて欲しいです》
《尊敬しかありません》
など、体調面への心配や、プロ意識に感心する声が次々とあがっている。役柄に合わせて体形まで変えているというこのポストからは、北川の“女優魂”が透けて見える。
「『ばけばけ』で北川演じるタエは、もともとは明治時代の士族の名家に生まれたお姫様でした。ところがのちに没落し、ボロボロの着物で暮らすようになった、という役どころです」(前出・芸能記者)
北川がこの1年で演じたほかの役も、単に貧しいだけではなく、複雑な事情を背負っている。
「4月期に放送された主演ドラマ『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)では、他人の娘を誘拐してしまう、悩める母親を演じました。11月28日公開の主演映画『ナイトフラワー』では、昼はお母さん、夜はドラッグの売人という、二重生活の人物を演じています」(同前)
さらに14日には、北川が、2026年5月公開の黒島結菜主演の映画『未来』で、子どものころに虐待を受けた母親役で登場することが分かった。
芸能プロ関係者が語る。
「これまで、北川さんの役柄はどちらかというと『家売るオンナ』(日本テレビ系)の三軒家万智や『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)の宝生麗子のような、いかにも漫画から出てきたような、分かりやすく、気の強さが持ち味のキャラが多かった印象がありました。転換となったのは、出産を経ての女優復帰でしょう。2020年に第1子を、2024年に第2子を出産しましたが、現場復帰後は社会的な作品に積極的に出演しています。しかも“悪人”と見られる女性役にも果敢に挑んでいます」
やつれ顔は女優業への覚悟の証ということなのだろうか。たまには子どもとゆっくり、おいしいものを食べてほしい。
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