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中田英寿氏、世界をめぐった末たどり着いた国内での“ひとり『鉄腕DASH』”な学びの姿が大反響

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記事投稿日:2025.11.15 20:20 最終更新日:2025.11.15 21:53
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
中田英寿氏、世界をめぐった末たどり着いた国内での“ひとり『鉄腕DASH』”な学びの姿が大反響

右からクリスタル・ケイ、中田(2019年11月)

 

 元サッカー日本代表・中田英寿氏が、11月12日にInstagramを更新。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を地でいくような農作業風景を公開し、話題となっている。

 

「中田さんはこの日、『中田英寿 日本全国を巡る旅 長崎編』と題して、長崎県の『原田製茶』を訪問し、『日本の棚田百選』に認定された棚田に広がる茶畑で、草刈り機のようなマシンを手にした姿をアップしました。緑鮮やかに広がる茶畑で、黙々と作業していました」(芸能記者)

 

 中田氏は同じくInstagramで、「原田製茶」が育てる茶葉のブランドをPR。《人気のオリジナルブランド『鬼木みどり』は、甘味のある茶葉と渋味のある茶葉を丁寧にブレンドした上級玉緑茶。香り高く、さわやかな味わいが楽しめる》と、農家への敬意を込めてつづっていた。

 

 世界的なサッカー選手としてピッチを駆け抜けた天才が、茶畑に降り立ち、農機械を操作している。その光景が、多くのユーザーの心を深く揺さぶったようだ。芸能プロ関係者がこの活動について語る。

 

「中田さんは世界各地を旅するなかで、日本の文化や技術に対する高い評価を耳にしたことをきっかけに、2009年春から日本国内を旅しています。

 

 世界的な名声を持つ人物が、農業や工芸という『生産の現場』に身を置き、日本全国をめぐって学ぶ姿は、まさに“ひとり『鉄腕DASH』”を実践しているといえるでしょう」

 

 岐阜県関市では、室町時代から続く伝統漁法「小瀬鵜飼」を体験。1300年以上伝わる技術を学ぶ中田氏の姿が公開された。

 

「同じく下呂市では、ブランド米『龍の瞳』の稲刈りに参加しました。突然変異から生まれた『奇跡の品種』とも呼ばれるこの米に、真摯に向き合う農家の元で、汗をかきながら稲を刈る姿が紹介されました」(同前)

 

 ほかにも約700年の歴史を持つ「越前打刃物」の鍛冶職人の工房を訪ねたり、北海道では木工作家の工房で、木の温もりとクールな質感を兼ね備えた作品の製造工程を学んでいたという。

 

 これが中田氏の本質だと、先の芸能プロ関係者は語る。

 

「中田さんのキャリアを見ると、知的好奇心の強さが伝わってきます。サッカー選手時代も、ただプレーするだけではなく、戦術研究や体づくり、精神面での向上など、非常に貪欲でした。そんな学ぶ姿勢はいまの活動にも強く出ています。元サッカー選手のセカンドキャリアといえば、スポーツキャスターや解説者、またはコーチ、監督といったサッカー周辺での職業を探しがちです。しかしその成功体験を一度、手放し、まったく新しいフィールドで学ぶことを選んだわけですから」

 

 旅人の冒険はまだまだ続きそうだ。

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