
『紅白歌合戦』の曲目を変更した星野源
11月14日、毎年大晦日に放送される『第76回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。紅組のアイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespaや、白組の&TEAM、M!LKらが初出場で名を連ねるなか、連続出場を重ねてきた星野源の名前がないことに、世間がざわついている。
星野が紅白に初出場したのは2015年で、当時のヒットソング『SUN』を披露。以降は10年連続で出場が続いていた。しかし、2024年の紅白では、“楽曲変更騒動”に巻き込まれたことが記憶に新しい。
「去年の紅白で、星野さんは2013年にリリースした『地獄でなぜ悪い』を弾き語りする予定でした。2012年にくも膜下出血で倒れた時期に作られた楽曲で、紅白の担当者からの『いま苦しい時代を生きる人々を勇気づけてほしい』という熱烈オファーにより選定されたといいます。
しかしこの楽曲は、過去に性加害疑惑が報じられた映画監督・園子温氏が監督した映画『地獄でなぜ悪い』の主題歌でもありました。そのため、事前に曲目が発表されると、一部からは“二次加害だ”と批判が噴出したんです。結局、星野さん側が『私たちはその可能性を完全に否定することはできません』とコメントし、楽曲を2010年リリースの『ばらばら』に変更する事態になりました」(芸能記者)
だが、当日の歌唱では、星野の複雑な胸中が垣間見えることとなった。「皆さん、こんばんは。星野源です」と登場した星野は、終始硬い表情で、言葉少なだった。パフォーマンスが始まっても、約15秒ほどうつむいて沈黙したのち歌い始め、笑顔はみられず。『SUN』や『恋』で見せてきた明るいパフォーマンスとは程遠い様子に、ファンからは心配の声があがっていた。
また、紅白出演直後には、自身がパーソナリティを務めるラジオ『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて、リスナーから送られた紅白の感想を読み上げ、涙声になる一幕もあった。
「10月に迎えたアジアツアーの最終日では、終盤のMC中、『この6年、いろんなことがあって本当にうんざりでした』という“不穏”な発言があったといいます。ライブの最後は、いつも『また会いましょう』と言葉をかけるそうですが、この日の締めくくりは『さようなら』だったことも、ファンの動揺を誘いました。星野さんの妻・新垣結衣さんも、ここ数年仕事をセーブしているような動きがあり、“夫婦で隠居説”まで飛び出していたほどです。そうした経緯があったため、今回の紅白不出場にも、『今年はゆっくり休みたいのだろう』と、ファンからは納得の声があがっています」(芸能記者)
ここ数年、大晦日は毎年仕事ずくめだっただろう星野。今年くらいはゆっくりできると良いのだが。
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