
佐藤浩市
11月16日、日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)の第6話が放送された。作中に登場する佐藤浩市の白髪姿に、視聴者から驚きの声があがっている。
同作は、俳優・妻夫木聡や佐藤、Snow Manの目黒蓮など豪華キャストを起用。競馬の世界で、熱き大人たちが夢を追いかける姿を描いた、20年にわたる人間ドラマとなっている。
「佐藤さんが演じているのは、競馬事業部を持つ人材派遣会社『ロイヤルヒューマン』の社長・山王耕造です。ワンマン社長ながら、競馬に並々ならぬ情熱を持つ人物で、主人公・栗須栄治(妻夫木)と『有馬記念優勝』という目標を掲げ、ロイヤルホープという競走馬に望みを託します。
しかし、なかなかレースに勝てず、第6話では、2018年の有馬記念を最後に、自身もロイヤルホープも引退すると宣言。『がんが見つかった。どこまで持つかわからんそうだ』とも明かし、闘病で痩せ細り、黒髪から白髪に変わっていく様子も描かれました」(芸能記者)
ドラマを観たファンからは、佐藤の役作りを称賛する声とともに、白髪になったことで、佐藤の父・三國連太郎と似てきたことに驚く声が、Xで相次いでいる。
《佐藤浩市さん、白髪になるとほんとに三國さんみが増してきたね》
《佐藤浩市、病で白髪になった老け役やると、お父さんとそっくりだな。》
《白髪の佐藤浩市さんが三國連太郎さんに本当にそっくりでびびった。》
佐藤は現在62歳で、50代の頃から真っ白な白髪になっていたという。2023年に登壇したイベントで、「僕は(父の)三國連太郎が若い頃からほぼ真っ白だったから、自分もそうなるだろうなと思っていた。僕は50歳からもう真っ白」と語っている。
「地毛は真っ白ですが、今でも役柄にあわせて染めているそうです。今回のドラマでも、序盤は黒髪で登場し、病気発覚後に白髪になったことで、より老け込んだ様子を表現していました。
撮影のたびに黒染めしていたそうで、毎日撮影後にシャンプーしているというエピソードも明かしています。なにせ『ザ・ロイヤルファミリー』は20年間を描かなくてはいけないので、役者側も苦心したようです。
役作りでいえば、三國さんは、33歳のころに出演した映画『異母兄弟』で老人役を演じるため、健康な前歯を10本抜いて臨んだといいます。
佐藤さんの息子・寛一郎さんは、現在放送中の朝ドラ『ばけばけ』で主人公・トキの夫役を演じたとき、貧しい暮らしを表現するため、特殊メイクで歯をだんだん黄色くしていき、話題を呼びました。親子3代、役作りにおけるビジュアルへの “強烈すぎる” こだわりがうかがえますね」(芸能記者)
これぞ、俳優ファミリーといったところか。
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