
元TOKIO・山口達也氏
11月17日、NBC長崎放送が11月16日に長崎県佐世保市でおこなわれた元TOKIOの山口達也による講演内容を報道。1時間20分にわたる講演では、衝撃の“難病告白”があったという。
「講演のテーマは“ゼロからの再出発”。山口さんが2018年に共演者への性加害で契約解除され、2020年には酒気帯び運転でバイク事故。すべてを失い、どん底で現在もアルコール依存症との闘いを継続していると語りました。
山口さんは《私は現在、アルコール依存症者です。5年前にそれを認め、同時に5年間お酒が止まっています。『お酒をやめて5年です』という言い方はできません。私は『5年間お酒を止めている』状態です》と現状を説明。
《私は一人の力ではお酒を止めることができない精神の病気になっています。克服しないと死んでしまう。その方法はたった一つ、『アルコールを一生、一口も飲まないこと』です》
と“生涯禁酒”を心がけていることを話しました。そしてさらに、大腿骨頭壊死を患っていることを語ったんです」(芸能記者)
大腿骨頭壊死とは、大腿骨の先端の骨頭部分への血流が滞ることで、骨が壊死する難病だ。はっきりとした原因はわかっていないが、アルコールの多飲やステロイド剤の服用がリスク因子とされている。
「山口さんは《酒由来なので恥ずかしいですけど、右足の大腿骨頭壊死。大腿骨の骨が腐ってます。今まだ普通に生活できるけど、このまま痛くなったら人工関節になる。これは治らないそうです。レントゲン見たら黒くなってました。難病指定ですよって言われて》と語っていました。
一番飲酒量が多かった時期には《ある朝、記憶がないことがありました。部屋にコンビニの紙パック焼酎のゴミがきれいに畳んで捨ててある。でも、買いに行った記憶も、飲んだ記憶もない。一人暮らしなのに。パンツ一丁で、400メートル先のコンビニまで行って、多分ブラックアウト(記憶喪失)した状態で酒を買って、帰ってきて飲んで寝たんです》というほどですから、相当ですね。
有名人では俳優の坂口憲二さんが2018年に特発性大腿骨頭壊死症を公表、治療に専念するため活動休止。堀ちえみさんは2018年、同じく特発性大腿骨頭壊死症を2015年から患っていることを公表。直近では芸人の千原ジュニアさんが2020年頃から足の不調があり、特発性大腿骨頭壊死を公表し、2022年に人工股関節手術を受けています」(芸能記者)
山口は講演の最後に《すぐには変われません。でも、思考を変え、言葉にし、人に伝え、助けを求める。それを習慣にすれば、周りの評価が変わり、人生が変わり、未来が変わっていく。私はこれからもそうやって生きていこうと思います》と語り、今後も禁酒を続けるとした。
X上では山口に闘病のエールが送られた。
《生きてくれてるだけでありがたいです ありがとう、ありがとう‥ご自愛ください》
《「アルコール依存症」と「大腿骨頭壊死」か。記憶を失くして、コンビニにお酒を買っていたとか本当に恐ろしい。でも、今の自分に向き合って偉いと思います》
また、《アルコール依存症は本当に心の病気なんだなと痛感する》など、山口の苦しみを想像する投稿も見られる。しかし、過去の性加害騒動や飲酒事故に関しては、やはり厳しい言葉が多かった。
「山口さんは“飲酒運転撲滅”や“アルコール依存症治療”などを目的にした株式会社山口達也を起業、連日地方の自治体などで行われる講演会に飛び回っています。会社のXを見てみると、この11月だけでも熊本県、徳島県、宮城県、兵庫県、愛媛県、愛知県、岡山県、福岡県、東京都、長崎県、広島県と移動して講演を開いているのが分かります。長距離移動は大変そうですが、これも贖罪なのかもしれません」(前出・記者)
どん底からの再起を身をもって示そうとする山口。自分との闘いの日々は続くーー。
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