
伊藤英明
11月13日にNetflixで配信されたドラマ『イクサガミ』は、同コンテンツの「週間トップ10(シリーズ)」で首位を獲得し、大きな反響を呼んでいる。同作に出演する伊藤英明は、“激変”したビジュアルが注目されているようだ。
岡田准一が主演、プロデューサーを務める同作は、木札を奪い合い、東京にたどり着いたものに賞金が与えられるゲーム「蠱毒(こどく)」に参加する292名の武士の戦いを描いた物語だ。
「同作には岡田さんを筆頭に、山田孝之さんや玉木宏さん、嵐の二宮和也さん、伊藤さん、清原果耶さん、横浜流星さんなど、第一線で活躍する俳優陣が多数出演しています。伊藤さんは主人公を執拗に追い詰める役を演じています」(スポーツ紙記者)
配信から約1週間が経ち、人気を博しているが、Xでは、
《無骨が伊藤英明だったの全話観たあとに知った。全然わからなかった》
《伊藤英明って、自分の中では「白い巨塔」なので、今こんなにワイルド系なのか〜》
《伊藤英明はすっかり悪役が板につきましたなあ》
など、伊藤の変貌した姿に驚く声が聞かれていた。“ワイルド激変”が注目されたようだ。
「伊藤さんはボサボサの長髪で、役作りのため顔や歯も汚れています。ホラー映画さながらに主人公を追い詰める鬼気迫る演技も合わせて、印象が大きく変わったと感じる人も多かったのでしょう」(芸能記者)
伊藤は2004年の主演映画『海猿』で、硬派で実直な主人公の海上保安官を好演し、知名度を高めた。その後も、多くのドラマや映画で主演を務めてきたが、近年は変化も見られるという。
「2012年の映画『悪の教典』ではサイコパスな大量殺人犯役、2016年の『僕のヤバい妻』(カンテレ制作、フジテレビ系)で愛人とともに妻を殺害しようとする夫役など、悪役やクセのあるキャラクターを演じることが増えました。また、2020年以降は、助演での起用も増えており、短い出演シーンでも独特の存在感を発揮しています。
伊藤さんは2023年8月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、亡くなった津川雅彦さんから『主役もできて当たり前だけど、脇役をしっかりできる俳優になってほしい』という教えを受けていたことを明かしました。津川さんのことは長年恩人と公言していますし、近年の“クセ者路線”は大先輩からのアドバイスも参考にしているのかもしれませんね」(同前)
2025年で50歳になる伊藤。俳優としてさらなる進化を遂げそうだ。
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