
お笑い芸人のコウメ太夫
11月17日、お笑い芸人のコウメ太夫がバラエティ番組『大悟の芸人領収書』(日本テレビ系)に出演した。そこでの“子育てトーク”が反響を呼んでいる。
この日は、「芸人の子育てを考えようスペシャル」と題し、土田晃之、お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。、「コロコロチキチキペッパーズ」のナダル、そしてコウメが出演した。全員が子育て経験者とあって、家族とのエピソードトークを披露したが、コウメの話はひと際注目を集めた。
「2007年に結婚して長男が生まれたコウメさんですが、2009年に離婚。長男の親権はコウメさんが持ち、離婚後はひとりで子育てしてきたことを明かしたのです。離婚当時、子どもはまだ2歳だったそうなので、男手一つで育てるのは苦労が多かったようです」(スポーツ紙記者)
16年間、シングルファザーとして家庭を支えていたコウメに関して、Xでは
《コウメ太夫さんの子育てエピソードで号泣しちゃった 生きることだって大変なのに、子育ても家事も仕事もしっかりとこなして、ほんとすごすぎる》
《一人で息子さん育てて素晴らしいな》
など、驚きの声があがっている。
コウメは2005年に『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演し、白塗りの女形スタイルで「チクショー!!」と叫ぶ型破りな芸風で大ブレイクを果たす。しかし、公私ともに苦しい時期もあったという。
「番組内で、コウメさんは離婚直後、仕事が激減し、収入もほとんどなかったことを明かしました。それでも、料理を作ったり、洗濯をしたり、子どもの送り迎えなどをひとりでこなしていたそうです。苦しい時期でも、子どもの存在は負担にならず、むしろ癒されることが多かったと明かしていました。現在、息子は18歳になり、大学受験を控えているそうです」(芸能記者)
離婚、仕事激減と、苦境を乗り越えてきたコウメ。一時はテレビから姿を消した時期もあったが、再起しつつあるようだ。
「クレイジーな芸風と控えめな人柄のギャップが好評で、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)や『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系)などに出演することが増えています。10月には、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演し、おなじみの“白塗りメイク”ではない素顔を披露し、SNSで話題になりました。11月16日の『笑点』(日本テレビ系)でも、堂々と手の甲に書いたカンペを読んで、観客を湧かせるなど、仕事の幅を広げています」(同前)
番組内で、コウメは「父親らしく頼られる存在でいたい」と息子への思いを語っていた。苦境を乗り越えた父の背中は、息子の目に大きく映っているはずだ。
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