aespa(写真・アフロ)
11月19日、大みそかの『第76回NHK紅白歌合戦』に出場する韓国の4人組ガールズグループ「aespa(エスパ)」の炎上騒動に関して、NHKの山名啓雄メディア総局長は「先日公表させていただいたみなさんに、出演していただけるんだろうと思っている」と見解を述べた。
ただ、彼女たちに注がれる視線は日に日に厳しくなっているようだ。
aespaは2020年にデビューし、韓国人のカリナとウィンター、日本人のジゼル、中国人のニンニンで構成される。現実と仮想世界をテーマにした楽曲が世界各国で高い人気を誇り、紅白にも初出場することが発表された。しかし、少し前から不穏な疑惑が取りざたされている。
「ニンニンさんが、2022年5月、ファンクラブ向けのアプリに卓上ランプの写真を投稿したのですが、そのランプが原子爆弾によって生じる “きのこ雲” のような形をしていたため、原爆被害を想起させるとして、一部で物議を醸しました。今回、aespaの紅白出場が決まったことで、この騒動がSNSで再燃する事態になったのです。
メンバーがきのこ雲を連想させる投稿をしていたことに関して、NHKは『WEB女性自身』の取材に対し、《ご指摘の事案は承知していますが、所属事務所には、当該メンバーに原爆被害を軽視、揶揄する意図がなかったことなどを確認しています》と回答しています」(芸能記者)
紅白まで1カ月と迫るなか、“きのこ雲” 騒動が取りざたされ、Xでは
《やっぱり紅白には出ないで欲しい。aespaの出る場じゃない》
《aespa好きだけど今年の紅白でちゃダメでしょ派ですね……》
など、出演に疑問を抱く声があがっている。この騒動はさらなる波紋を広げている。
「17日ごろから、Xでaespaの紅白出場停止を求めるオンライン署名活動がおこなわれています。19日夕方時点で、7万筆を超える賛同が集まる異様な事態になっています。
2025年は戦後80年ということもあり、広島県出身の有吉弘行さんと綾瀬はるかさんが司会を務めます。番組のトリは、長崎県出身の福山雅治さんとMISIAさんを予想する向きもあるようです。
戦後の節目の年に、原爆を想起させる投稿で物議を醸したアーティストが並ぶことにモヤモヤする人もいるのでしょう。事務所はこの件について説明しておらず、“沈黙対応” が続けば、視聴者も納得しないかもしれません」(前出・芸能記者)
“きのこ雲ランプ” はどのような意図で投稿されたのか、紅白出場に反対を求める意見があがっていることは認識しているのか。本誌『Smart FLASH』は、aespaの所属事務所の日本法人である「SM ENTERTAINMENT JAPAN」に見解を尋ねたが、期限までに回答は得られなかった。
aespaは、14日の紅白出場歌手の発表会見で、「大きな夢の一つだった舞台に立てることが光栄です。感謝を伝えるために、一生懸命準備しているので期待していてください」と、VTRで意気込みを表明していた。4人の初ステージの行方ははたして──。
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