Snow Man(ディズニープラス公式サイトより)
11月18日、9人組アイドルグループ・Snow Manの宮舘涼太、阿部亮平、ラウールがタイを訪れた。衣装の胸元につけられたブラックリボンにファンが気づき、その細やかな気遣いに称賛の声が寄せられている。
3人は、タイ・バンコクで11月18日から28日まで開催されているポップアップイベント『Snow Man 1st POP-UP』に出席するため、現地を訪問。同イベントはソウル、台北での開催を経て、今後は大阪や東京でもおこなわれる予定だ。
「現地のインタビュー会場に姿を見せた3人は、全身ブラックのスーツで統一していました。落ち着いた佇まいのなかでファンが注目したのは、胸元のブラックリボンのブローチです。
ネットではその意味を調べる動きが広がり、『大切な人の弔い・死者への追悼や哀悼』を示す色だと理解が共有されました」(スポーツ紙記者)
これが着用された背景には、タイでの大きな出来事があると前出のスポーツ紙記者が指摘する。
「タイでは、10月24日にシリキット王太后が亡くなられました。政府は1年間の国喪を宣言し、公的機関では喪章着用や半旗掲揚が続いています。
そうした状況を踏まえ、海外から訪れる芸能人として配慮を示したのだと思います。Snow Manは海外活動が増えていますが、現地文化への敬意を示すことは非常に重要ですね」
3人の心遣いに、Xでは称賛の声が相次いだ。
《今の時期にPOPUPを行うことで無礼にならないように気をつけてるんだね》
《当たり前なのかもしれないけど、そういうところにもきちんと配慮を持って臨めるのすごいと思う》
《初めて知った、色んな色に意味があるんだね。少し考えてみよ》
特に、モデルとして世界で活躍するラウールは、今回はナチュラルなメイクで登場していたと芸能ジャーナリストが指摘する。
「メイクが控えめだったことから『体調が悪いのでは』と心配する声も一部で見られましたが、目立たない方針だった可能性が考えられますね。華やかな世界に身を置きながら、その場に合わせたふるまいができるのは大きな強みです。
また、ブラックリボンの意味を知らなかった日本のファンも多く、Snow Manの行動が文化を学ぶきっかけになっている側面もあります」
他文化への理解を行動に反映できることは、アーティストとしてだけでなく、人としての評価にもつながっている。
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