
子役時代の加藤清史郎
11月19日、俳優の加藤清史郎が、トークバラエティ番組『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に出演した。女性の荷物を持とうとして嫌がられた経験を明かすなど、軽妙なトークを披露。Xでは視聴者の共感の声が広がった。一方、加藤の子役時代からの“激変”ぶりに目を奪われた人も多かったようだ。
お笑い芸人の「くりぃむしちゅー」の上田晋也がMCを務め、女性ゲストが集まって日常の不満を語り合う同番組。この日は、「男の悩み相談スペシャル」と題し、劇団ひとりや竹財輝之助、風間俊介など、男性ゲストが集まった。加藤は、デートの食事での割り勘や女性の荷物を持つ際の悩みを語り、番組を盛りあげた。
ただ、放送直後のXでは、
《加藤清史郎くん出てるけどバチクソイケメンじゃない?若い頃の反町隆史みたい》
《加藤清史郎くん、イケメンになりすぎじゃない???》
《イケメン加速が止まらない…》
など、加藤のビジュアルに驚く声が聞かれた。
「暗めの茶髪で少々日焼けした姿でした。人によっては、垢抜けた印象を受けたようです。2025年で24歳になった加藤さんですが、やはり小さいころからテレビに出ていたため、いまだに大人になった姿を信じられない人もいるのでしょう」(芸能記者)
加藤は子役時代の2009年にトヨタ自動車のCM「こども店長」で人気を博した。大人になってからも、多くのドラマや映画、舞台に出演し、俳優として仕事が途切れない。ただ、テレビから姿を消した時期もあった。
「2017年に中学校を卒業後、3年間、イギリスの高校に留学していました。この間、ドラマや映画には出演せず、事実上の“活動休止”状態だったのです。2024年5月に『人生最高レストラン』(TBS系)に出演した際、全寮制の学校に進学し、休日はボイストレーニングやアクターズスクールに通っていたことを明かしました。
日常の英会話は身につけていたそうですが、アクターズスクールでグループワークになった際、芝居に関する議論でほかの生徒の言葉を聞き取れず、思い悩むこともあったといいます。ただ、言葉が理解できなかったことで、セリフではなく、細かい所作を学べたようです」(同前)
2020年に帰国後、同年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演し、再び俳優として露出を増やしていった。“活動休止”を経て、新たな一面も見せているようだ。
「2024年の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)で生徒役で出演した加藤さんですが、クラスメイトのいじめを先導したり、担任教師に向かって机を蹴り飛ばすなど、柔和なイメージとかけ離れたキャラクターを演じ、SNSで注目を集めました。
また、2025年7月期のドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)でもテレビ局を占拠する武装集団のリーダー役を演じ、近年は悪役での起用が増えています。子役時代にブレイクすると、そのイメージが浸透し、演じる役柄が限られることもありますが、加藤さんは殻を破り、俳優としての引き出しを増やしているように見えます」(同前)
「こども店長」から16年、加藤はさらに活躍の幅を広げそうだ。
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