
「私の人生は動物たちに支えられてきました。だからワンちゃん、ネコちゃんはもちろん、ウサギや馬なども保護できるハッピーランドを作りたいんです」
芸人のやす子が、『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)で壮大な夢を語ったのは、7月25日放送の2時間スペシャル版でのことだった。
しかしMCの坂上忍から「何億ぐらいを予定している?」と質問されると、やす子は『億?……』と茫然自失。さらに、3年間で200頭以上の犬や猫を保護してきた坂上は、土地や建物代、日々の食事代や医療費、スタッフの人件費など、保護活動に3年で5億円を要したと語り、やす子を驚愕させていた。
しかし、やす子は夢をあきらめず、11月21日の放送回ではハッピーランドを建設するための候補地を訪れた。
条件としては「都心から1時間30分圏内・広さ500坪以上・初期費用をなるべく抑える・自然に囲まれ民家と接していない」などである。
「やす子さんが『(候補地として)いちばん興味がある』とやって来たのは、2009年に廃校になった校舎でした。広さは4000坪。教室など23室、校庭、プール、体育館などすべてが使えて、賃料は1日1万円。将来的な売却価格は未定だそうですが、初期費用を抑えたいやす子さんには好都合の物件です。しかし、老朽化による修理費、月々の管理費などを考え『要検討物件』にしました。
その後、敷地1000坪の廃園になった幼稚園も見学。広いグラウンドに教室が15室、体育館もあります。そして売却価格は440万円。総予算5000万円のやす子さんにはぴったりの物件です。やす子さんは購入希望申し込みをしました。今後、幼稚園を管轄する市が、希望者のなかから売却先を決定するそうです」(芸能記者)
やす子の“夢”は実現に向けて着々と進んでいるようだ。
Xにも
《やすこさんステキなハッピーランドができると良いですね》
《保護動物を救って下さいね》
など応援のポストが寄せられたが、一方で
《仕事がなくなっても、動物などに出せるお金の段取りは大丈夫ですか?》
《大丈夫?面倒見きれないのではないかと心配です》
など、動物の命にもかかわることから、活動の継続性を危惧する意見もあった。
まだまだ紆余曲折はありそうだが、やす子の一生懸命さは伝わってくる。
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