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【『笑点』に変革の波?】演芸コーナーに、いつもここから、コウメ太夫、スギちゃんら『エンタ芸人』続々登場

芸能 記事投稿日:2025.11.24 19:45 最終更新日:2025.11.24 19:45

【『笑点』に変革の波?】演芸コーナーに、いつもここから、コウメ太夫、スギちゃんら『エンタ芸人』続々登場

2022年にメンバーになった桂宮治

 

 寄席風の人気バラエティ『笑点』(日本テレビ系)のある“異変”が、視聴者の間で話題になっている。それは『大喜利』の前の“演芸コーナー”で起きているようだ。

 

 芸能記者が語る。

 

「11月23日放送の同番組の演芸コーナーは、“ワイルドだろ?”でおなじみの芸人・スギちゃんが登場。ジーンズ生地のノースリーブと短パンという、懐かしい姿で現れました」

 

 土足禁止のステージに靴を履いてやってきたスギちゃん。「でも安心するんだぜ」と呼びかけ、靴の底がくり抜かれていることを明かし、笑いを誘った。

 

「スギちゃんといえば2012年の『R-1グランプリ』(フジテレビ系)で準優勝を果たし、ブレイクのきっかけをつかんだことで知られる芸人です。同じく日テレのお笑い番組『エンタの神様』の常連でもありました」(同前)

 

 スギちゃんのような懐かしい顔ぶれが『笑点』に続々と出演しているというのだ。

 

「16日放送には、コウメ太夫さんが出演。いつもの白塗りメイクに着物といういでたちで現れると、相変わらずのシュールな自虐ネタを連発していました」(同前)

 

 そのネタはたとえば、「酸素を吸ったかと思ったら、窒素でした」「運命の人だと思って告白したらガードレールでした」「激安の美容院に行ってみたら美容師がタラバガニでした」などとじつに独特だった。

 

「9日には、コウメ太夫さんと同じく『エンタの神様』で活躍していたコンビ・いつもここからさんがゲスト出演。『悲しいとき〜誰かが死んだとき〜』から始まり、『悲しいとき〜学校休んだ次の日、“何で昨日休んだの?”って誰も聞いてくれなかった時』など、悲哀ネタを繰り出していました。これまではベテラン勢が多く出ていた演芸コーナーですが、いわゆる“エンタ芸人”などが頻繁に登場するようになりましたね。目新しいラインナップですよ」(同前)

 

 この変化にXでは、《最近の笑点は懐かし攻めか》《ディレクター変わったんか》《一体何が起こってるんだ!?》と騒然となっている。放送作家が事情を語る。

 

「この番組の主な視聴者層はF3(50歳以上女性)、M3(50歳以上男性)。やはり少しずつ世代交代が起きていて、今、それらの層には『エンタの神様』を楽しんでいた人々も多くなってきたのでしょう。また、番組側は視聴者の“若返り”と“掘り起こし”を図っているとも言えますね。

 

 実際、どんな長寿番組でも時代の変化に合わせてプチリニューアルを繰り返しているもの。33年続く長寿番組『ぶらり途中下車』(同系)のリポーターも、加藤清史郎さんや剛力彩芽さんなどフレッシュなタレントを起用しています」

 

 来年で60年を迎える『笑点』も変革のときなのかもしれないーー。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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