上沼恵美子(写真・共同通信)
11月23日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、MCの上沼恵美子がモデルでタレントのダレノガレ明美に注意したことが話題を集めている。
番組では出演者が「移動中に起こったまさかのトラブル」についてエピソードトークを披露。ダレノガレはタクシーの配車について語ったのだが……。
「ダレノガレさんは『タクシーに乗ったときに変だなと思って』と、配車アプリでタクシーを呼ぶも、何台かのタクシーが止まっていたため、違うタクシーに乗ってしまったことを明かしました。
行き先を言ってないのに発車したことに違和感を覚え、運転手に『(行き先を)言っていないのになんでわかるんですか』と訊ねると、『指定されてますよ』と返されたそう。
ダレノガレさんが行きたかった場所は料金1000円くらいのところだったものの、間違って乗ったタクシーのぶんもあわせて3000円ほどを払うハメになり、『お金まだ返してもらっていない』と話しました」(スポーツ紙記者)
番組としては、ダレノガレの不満を受け止めるような流れだったが、そこにきちんとツッコミを入れたのが上沼だった。
「上沼さんは『間違ったのは明美ちゃんやろ。それは払ったほうがいいんじゃない。だって迷惑かけてるって。そりゃ悪いわ』とバッサリ。
FUJIWARAの “フジモン” こと藤本敏史さんから『乗るときに名前言わへん?』と訊ねられたダレノガレさんは、イヤホンをしていたと話すと、上沼さんは『そんなん絶対ダメ』と叱責。
さらに、ダレノガレさんが『みんなほんとに気をつけてください』と話すと、上沼さんは『あなたに言われたないわ』とみごとにオチをつけていました」(同)
X上でも、上沼の切り返しに、《さすがえみちゃんやで》《確認必要だねぇ》など、好意的な声が相次いでいる。こうした声が寄せられる理由を放送作家が指摘する。
「今回のエピソードは、そのまま受け止めてしまうとダレノガレさんの “自己中” “高飛車” といったイメージが強調されてしまうおそれがあります。上沼さんが社会常識に寄せて、庶民の目線からしっかりと説教する流れを作ったことで、笑いにつながりましたね。
上沼さんはダレノガレさんを “明美ちゃん” と呼び、かわいがっている様子もうかがえます。こうした2人の関係性を踏まえて、空気を悪くしないままエピソードトークを処理する手腕はさすがというほかありません」
関西の “女帝” の名にふさわしい切り返しが垣間見える瞬間だった。
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