
未成年飲酒で降板した今森茉耶(写真・番組公式Instagramより)
11月23日、放送50作品目でシリーズ最終作にして、出演者の“未成年飲酒”不祥事に揺れたスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第39話が放送された。
「11月8日に所属事務所からの退所、番組降板を発表したゴジュウユニコーン/一河角乃役の今森茉耶さんはもちろん出演がなかったんですが、次回予告に後任である志田こはくさんが登場。スーパー戦隊の公式サイトでも志田さんのビジュアルが解禁されました」(芸能記者)
Xでは特撮ファンが新キャストを歓迎している。
《ありがとう!!!志田こはくさんには頭上がらないし、ほんと大人になりましたなぁ》
《最初から志田こはくさんで取り直したBD版がほしいですね》
《来週のゴジュウジャーのOPが楽しみだな!志田こはくちゃんが踊ってるのかどうか気になる》
今森の不祥事により、多くのファンがこの数カ月やきもきしていただけに、喜びは大きい。
「スーパー戦隊シリーズ50周年の最後を飾る作品として開始した『ゴジュウジャー』でしたが、今年9月に今森さんが同戦隊メンバーのゴジュウウルフのスーツアクターだったスタントマンで俳優の浅井宏輔さんと不倫関係にあったと、『週刊文春』が報道。浅井さんは持病の腰痛の悪化を理由に降板しました。その後、プロサッカー選手との二股疑惑も報道され、さらに未成年飲酒を事務所が認めて降板。翌日に放送された第37話では出演シーンは全カットされており、話題になりました。
また、この騒動を受けて11月25日、テレビ朝日の西新社長は『子供向けの番組ですので、このような事案が発生したことについては誠に申し訳なく思っています』と謝罪しています」(前出・記者)
公認となった志田は、2022年放送の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるか/オニシスターを演じた経験者だ。出演当時は“顔芸”がすごいと特撮ファンの間で人気だった。“変顔マスター”とも呼ばれていたほど。
「降板決定からすぐ撮影に入ったと見られます。“中の人”が交代するだけで、同じキャラを別人が演じる形式ですが、すでに視聴者が“できる子”と認めている役者だけに、反発は少ないですね。コメディ演技には定評がありますし、21歳だから飲酒しても問題なし。すでに1年完走した経験者でもあり、制作サイドも安心感が大きいでしょう。戦隊シリーズの窮地を救った形ですから、まさに“特撮の女神”としてさらなる人気を得るんじゃないでしょうか」(前出・記者)
スーパー戦隊シリーズは今作で一旦終了し、後番組は『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』と発表されている。不祥事を吹き飛ばすような“新ヒロイン”の演技で、50周年の最後を飾ってほしいところだ。
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