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木村拓哉『TOKYOタクシー』1位発進!功を奏した“テレビ特番出ずっぱり”の宣伝効果、番組出演時のフリースは完売

芸能 記事投稿日:2025.11.26 17:50 最終更新日:2025.11.26 18:01

木村拓哉『TOKYOタクシー』1位発進!功を奏した“テレビ特番出ずっぱり”の宣伝効果、番組出演時のフリースは完売

木村拓哉

 

 11月25日、興業通信社が11月21~23日の全国週末映画動員ランキングを発表。木村拓哉が出演する『TOKYOタクシー』が1位を記録した。実写映画が19週間ぶりに首位にたったことも重なり、大きな話題となっている。

 

「名匠・山田洋次監督がメガホンを取り、女優の倍賞千恵子さんと俳優の木村さんのW主演作である同作。公開から3日間で観客動員21万4000人、興業収入2億9300万円をあげ、初登場首位に輝きました。

 

 今作は、2022年の春に公開され好評だったフランス映画『パリタクシー』を原作に、物語の舞台を東京に移したリメイク作品。家族のために休みなく働くタクシー運転手が、倍賞さん演じる85歳の高野すみれを乗せて、東京・柴又帝釈天から神奈川県・葉山にある高齢施設まで寄り道しながら向かうというヒューマンドラマ。木村さんが山田洋次監督作品に出演するのは大ヒット映画『武士の一分』(2006年)以来19年ぶり。

 

 倍賞さんとは声優として参加したアニメ映画『ハウルの動く城』(2004年)での共演以来21年ぶり、実写映画では初めてということもあり公開前から注目されていました。公開後、映画を鑑賞した観客からは絶賛が寄せられています」(スポーツ紙記者)

 

 Xでは“山田洋次監督らしい、あったかい作品だった”というような感想が多く寄せられている。

 

2025年1月、『TOKYOタクシー』の製作が発表され、山田監督や倍賞と一緒に登場した木村。監督とタッグを組むことについて、「もう一度山田組の撮影に参加させてもらうことに何の迷いもなくて、時代劇と現代劇の違いはあるかもしれないけど、登場人物たちの心の流れや抑揚を丁寧に導いてくれる監督なので、撮影が始まるのが楽しみで仕方ないです」と意気込みを語っていた。木村のその思いが宣伝活動にあらわれ、今回初登場で第1位という快挙につながっているのでは、とこの記者は話す。

 

「11月13日に53歳の誕生日を迎えた木村さん。『TOKYOタクシー』の宣伝活動をするためにイベントに出席したり、舞台挨拶に登場するなど木村さんに関するニュースを目にする機会が多かった印象があります。16日の情報番組『有働Times』(テレビ朝日系)、20日のバラエティ番組『秋山ロケの地図』(テレビ東京系)、21日のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)、24日の特別番組『ウルトラタクシー』(TBS系)など、各テレビ局を制覇する勢いです。

 

 もともと木村さんは作品の告知も兼ねたバラエティ出演には積極的で、今回も出ずっぱり状態ですね。『秋山ロケの地図』のなかで防寒対策として着用した『ワークマン』のフリースは完売、一部ネットでは高額転売も見られるなど、改めて木村さんの存在感を示す形となりました。

 

 木村さんが出演する映画やドラマなどの作品は、イケメンでヒーローという印象がありますが、人生の経験を積んできたことで、最近はドラマ『教場』(フジテレビ系)シリーズでは警察学校の教官、2024年放送『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)では設計者、今回は平凡なタクシー運転手と演技の幅を広げ、役者として再評価されています。そういうこともあり作品に関心を持ち、観に行った観客も多かったのでしょう」(芸能記者)

 

 2026年1月には主演映画『教場 Reunion』(前編)がNetflixで世界配信、2月には映画『教場 Requiem(レクイエム)』(後編)の劇場公開が控えている木村。『TOKYOタクシー』がヒットし、いい形で2025年を締めくくることができそうだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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