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「明石家サンタ」放送中止でも「向上委員会のほうが面白い」賛同の声…指摘されてきた番組内容のマンネリ化

芸能 記事投稿日:2025.11.26 18:10 最終更新日:2025.11.26 18:16

「明石家サンタ」放送中止でも「向上委員会のほうが面白い」賛同の声…指摘されてきた番組内容のマンネリ化

 

 

 11月25日、フジテレビが公式Xで年末年始特番の番組表を発表した。そこで、例年クリスマスイブの12月24日深夜に放送されてきた『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』の放送見送りが明らかになった。

 

「『明石家サンタ』では、芸能人や一般視聴者から今年体験した不幸な話を募り、明石家さんまさんとの電話でのやりとりののち、“合格”すると、パネルの番号を選び、スポンサーから提供される各種商品がもらえる仕組みです。

 

 放送見送りの背景には、中居正広さんの女性トラブルに端を発する一連のフジテレビ問題を受けて、スポンサーの協力が難しくなったことがあるのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 

 代わりに、24日夜には『さんまのお笑い向上委員会クリスマス生放送SP』が放送される。

 

X上では《向上委員会の方が面白い》《正直、お笑い向上委員会の方が好き》など、この流れを歓迎する声が聞かれる。こうした声が相次ぐ理由として、近年の「明石家サンタ」のマンネリ化とクオリティ低下があると指摘するのは、放送作家だ。

 

「『明石家サンタ』は1990年にスタートした長寿番組です。そのため、番組内でさんまさんとの電話のやりとりをする際の“お約束”のような流れが定着したため、近年はマンネリ状態にあったことは否定できません」

 

 もともと「明石家サンタ」は、コアな視聴者に向けたマニアックな番組だった。

 

「『明石家サンタ』の魅力は、さんまさんの素人イジりにあったと言えます。話に慣れていない一般視聴者に対し、さんまさんが的確な相づちや質問をぶつけ、面白く“料理”していたのです。

 

 しかし、近年は場慣れした一般人の電話も多くなり、番組が持つ魅力を削いでしまいました。商品を目当てに、母親が子どもに不幸話をさせるといった流れも一部視聴者の不評を買っていました」(前出・放送作家)

 

 2017年以降は『お笑い向上委員会』内で公開オーディションとなる「芸人不幸話グランプリ」がおこなわれるようになり、優勝芸人が「明石家サンタ」に電話出演する制度も生まれた。

 

「もともと2つの番組は、さんまさんの個人色が強く、近い関係にあります。今回の『お笑い向上委員会』は生放送でおこなわれるため、『明石家サンタ』のレギュラー出演者である、村上ショージさん、松尾伴内さん、元プロ野球選手の木田優夫さんらの出演にも期待がかかります。もしかしたら、“フジテレビ問題イジり” などのハプニングがあるかもしれませんね」(同)

 

“お笑い怪獣” の異名を持つさんまの手腕に、期待がかかる。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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