
竹内涼真
11月25日、ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系、以下『じゃあつく』)の第8話が放送された。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)は7.9%。サッカー日本代表戦中継のため、20分遅れて放送された第7話の視聴率は6.7%だったが、そこからV字回復し、人気の高さを証明した。
人気を支えているのは、ストーリーのおもしろさはもちろんだが、竹内涼真が演じる「勝男」のキャラクターだ。
勝男は九州・大分の出身で、古い価値観を父から言い聞かされて育った“化石男”。始めはその考え方に視聴者からの反感も多かったが、恋人に振られたことから徐々に変化した勝男は、いまでは料理を作った相手を思いやり、自ら鰹節を削って出汁を取るまでに成長している。好きなのは1980~1990年代のトレンディドラマで、勝男自身のファッションも当時、流行したトラッド路線だ。
「竹内さんが絶妙にハマっているのです。少しヌケたところがある勝男を、イケメンでスタイル抜群な竹内さんが演じたことが、このドラマが成功した大きな要素であることは間違いないでしょう」(テレビウォッチャー)
そんな勝男の象徴となっているのが、“肌着”のような白のVネックTシャツだ。
料理をするときなど、家のなかではつねにこの肌着姿で、そのまま外に飛び出すこともしばしば。第5話では肌着のまま、兄を追いかけて空港まで行く場面もあった。この「勝男の肌着」は、多くの視聴者のツボとなっており、毎回、放送後には、
《今回も竹内涼真が肌着で街に駆け出しそうになってて笑い止まらん》
《肌着メーカーは早く竹内涼真をCMに抜擢すべき》
などの声が、Xにあふれる状況となっている。
「この『勝男の肌着』がどこの製品なのかということも、Xではたびたび話題になり、特定作業もおこなわれています。有力なのは『ポロ ラルフ ローレン』のアンダーシャツで、ドラマのなかで一瞬、肌着のロゴの一部が映ったというのがその根拠となっています。しかし、ドラマのエンドロールの『衣装協力』に、その名前はなく、真偽は不明ですが……」(前出・テレビウォッチャー))
本誌が確認したところ、たしかに第2話のワンシーンで、勝男の首の後ろにロゴの一部と思われる部分が映っていた。ということで、「ポロ ラルフ ローレン」の下着などの製造販売を日本で展開する「ヘインズジャパン」に問い合わせたところ、次のような回答があった。
「お問い合わせいただいた内容について担当部署に確認しましたところ、弊社からは商品の提供は行っておりませんでした。そのため、商品の詳細等についてはご回答することが出来かねてしまいます」
TVerのお気に入り登録が170万を突破するなど、反響の大きさから、次回の第9話は「拡大スペシャル」となる『じゃあつく』。最終回も近づき、Xには早くも《もう今から勝男ロスが怖いです笑》の声もみられる。
果たして、ハッピーエンドとなるのか、否か――。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







