
『新しいカギ』メンバーであるお笑いトリオのハナコ(左から)菊田竜大、岡部大、秋山寛貴(写真・金谷千治)
11月25日、フジテレビが年末年始特別番組のタイムテーブルを発表した。人気番組が多数並ぶが、『新しいカギ』の “出世” ぶりが注目を集めている。
『新しいカギ』は、霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコがメインを務める総合お笑いバラエティ。この番組が、12月31日に放送されることが明らかになった。
「高校生ダンサーたちが芸能人とタッグを組み、日本一の座をかけて競い合う『カギダンスコンテスト』が人気ですが、大みそかも19時から22時の3時間にわたって放送します。さらに、22時から深夜0時45分まで、『年またぎスペシャル』として、生放送による年越しの役割も担うことになります」(スポーツ紙記者)
番組が年越し枠に進出したことに、Xでは
《今あるバラエティーの中では人気、面白さ共にトップレベルの番組でしょ》
《天下取り順調すぎる》
など、支持する声があがっている。2021年4月、金曜午後8時枠でスタートした同番組は、目覚ましい勢いで成長していった。
「2021年10月から土曜午後8時に移行して以降、『カギダンスコンテスト』や芸人と学生がかくれんぼする『学校かくれんぼ』など、学校をテーマにした企画が増えました。
2025年、フジテレビは中居正広さんのトラブルを発端とする騒動を受け、夏恒例の『FNS27時間テレビ』も中止になるなど、厳しい状況に見舞われました。
『新しいカギ』は、8月に昼と夜に特別編を放送しており、2~3時間の拡大スペシャルが増えています。近年は、大みそかの年越しに『逃走中』を放送することが多かったですが、今回は『新しいカギ』がその時間帯に進出したわけで、フジテレビの “新戦力” になりつつあることがわかります」(芸能記者)
放送から4年で急成長を遂げた『新しいカギ』。その “出世” ぶりが支持される一方、Xでは《新しいカギにはもう1回コントして欲しい。あんなにおもろいのにもったいない》といった声も聞かれる。
「番組開始当初は、コントをメインにしたゲームやトークなどの企画に重点を置いていました。土曜日の夜に移行するにあたって、ファミリー層を意識した学校ロケや交流企画が増えていったのでしょう。
ただ、今一度、当初のコント企画を見たい視聴者も少なくないようです。ある種、“原点回帰” を期待する向きもあるのでしょう」(同)
年越し番組に起用されるほどの知名度と人気を得た番組は、今後どんな “カギ” を開けていくのか。
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