11月26日、元「TOKIO」の国分太一が、一連の騒動について記者会見を開き、謝罪した。依然として表舞台に復帰する気配はないが、終了した「人気番組」が惜しまれているようだ。
国分に関しては、6月に日本テレビがコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、レギュラー番組『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)からの降板と無期限活動休止を発表している。
紺色のスーツに黒縁メガネをかけた国分は、5カ月ぶりに公の場に姿を見せた。
「冒頭で一連の騒動について謝罪しつつも、自らの行為の何が問題だったのか、詳細を把握していないことを告白。
報道陣から引退について聞かれると、『当初は引退も考えました。関係者やメンバーからたくさんの意見をもらい、それだけではないアイデアをもらった』と明かしました。
復帰については、『まったく考えられない』と慎重な姿勢を見せましたが、引退を選ばなかったことで、可能性は残しているようです」(スポーツ紙記者)
一連の騒動を受けて、国分が抱えていた6本のレギュラー番組はすべて降板になった。ただ、今回の謝罪会見以降、Xでは
《国分さん云々は置いておいて、シンプルに男子ごはんが復活して欲しいのよ》
《好きだった番組「男子ごはん」再開待ってるよ!》
《男子ごはんとかまた出てほしい》
など、国分が出演していた『男子ごはん』(テレビ東京系)を惜しむ声があがっている。
2008年に国分と料理研究家・ケンタロウによる『太一×ケンタロウ男子ごはん』としてスタートしたが、2012年にケンタロウがバイク事故の治療のため降板して以降は、『男子ごはん』に改題。栗原はるみの長男・栗原心平と国分の2人で継続していたが、騒動の影響を受けた。
「毎週、日曜日の午前中に放送していましたが、国分さんの件以降、別の番組に差し替えられる状況が続き、10月2日に番組の終了が発表されたのです。
10月26日から、同じ時間帯に栗原さんの料理番組『ぺこもぐキッチン』が始まりましたが、17年続いた『男子ごはん』が、最終回もなく打ち切りになったことで、“ロス” に陥った人もいるのでしょう」(芸能記者)
13年にわたって、国分と二人三脚で番組を進行してきた栗原。本誌「Smart FLASH」は、国分騒動後の7月、栗原本人に直撃していた。記者が国分から連絡があったか質問したところ、
「いただいてます。(内容は)ごめんなさい」
と、国分の肉声を聞いたことを明かした。ただ、長年苦楽をともにした “相棒” への思いを尋ねると、栗原はしばらく沈黙した後、「(コンプライアンス違反について)何があったかわかりませんし、それについて言及できることはありません」と、話すにとどめた。
やはり、国分のコンプライアンス違反の内容は把握していなかった。
再び、『男子ごはん』が復活する日は来るのだろうか。
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