
国分太一と、同席した代理人の菰田優弁護士
11月26日、元TOKIOの国分太一が弁護士を同伴させる形で記者会見をおこなった。国分が公の場に姿を現すのは約5カ月ぶりとなる。
「黒いスーツ黒ネクタイ姿でメガネをかけた国分さんの表情は暗く、悲壮感をただよわせており、かなりやつれているようにも見えました。騒動で受けた気苦労を感じさせるものでした」(スポーツ紙記者)
日本テレビは6月に、国分に複数のコンプライアンス上の問題が発覚したとしてレギュラー出演していた『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)の降板を発表。そこから激動が始まった。
「国分さんは芸能活動の無期限休止に入りますが、その後、6月25日にTOKIOが解散を発表。さらに所属する株式会社TOKIOも廃業する流れとなりました。国分さんは10月には、番組降板をめぐる日本テレビの対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済の申し立てを行っています」(前出・スポーツ紙記者)
今回の会見は申し立てを受けてのものだったが、国分の口から語られた内容は驚きのものだった。
「日本テレビは、被害者のプライバシー保護を理由に国分さんのコンプライアンス違反の詳細を公表していませんが、実は国分さん自身も具体的な内容を知らされていないことが明らかになりました。さらに、6月にスタッフ交代の挨拶名目で呼び出された国分さんは、その場でヒアリングが始まり、動転した国分さんがスマホで録音を行うも、日テレ側の弁護士に気づかれ削除を求められたとも話しました」(前出・スポーツ紙記者)
会見中、国分はTOKIO解散などに言及する際、涙を浮かべる場面も見られた。X上では、時間は経ってしまったものの会見の場に出てきた国分を好意的に捉える声もある。
《ちゃんと会見して自分の言葉で伝える…最近はとかく逃げ回って会見もしない大物も多い中、国分さん立派だと思います》
《逃げ回って会見しない芸能人より立派と思う》
国分を立派と捉える人が多く見られるなか、やはり気になる人物が一人いる。
「名前こそ出ていないものの、やはり旧ジャニーズ事務所で国分さんの先輩にあたる中居正広さんと比べてしまう人が多いのではないでしょうか。中居さんは、2024年末に元フジテレビの女性アナウンサーとのトラブルが発覚。被害者女性への性暴力を認定したフジテレビの第三者委員会の報告書に対し、代理人弁護士を通して、自身のヒアリング内容が十分に反映されていないほか、性暴力の証拠となる資料の開示などを求める反論を行ってきました。
しかし委員会側は開示を拒否し、さらに二次被害を与える危険性などを理由にやりとりを拒否し、膠着状態が続いています。そして、中居さんは国分さんと違ってこれまで会見を開いていません。記者会見を開けば、国分さんと同じように風向きが変わる可能性もあるかもしれませんが」(前出・スポーツ紙記者)
本誌は、中居の代理人の一人である長沢美智子弁護士が所属する東京丸の内法律事務所に中居が記者会見を開く予定はあるかを問い合わせたが「お答えすることは差し控えさせていただいております」と回答した。
「もちろん、今さら会見を開いたところで“遅すぎた”という声が集まるのは間違いない。ただ、一部ではネット配信などでの“復活”も画策していると報じられていますから、もし表舞台に復帰するつもりがあるのなら、やはり会見を開いたほうが芸能人としていいのは間違いないでしょう」
中居の肉声を聞ける日はやってくるのだろうか。
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