ビートたけし
11月30日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが自動車運転免許の自主返納について語る場面が見られた。
「この日は『ニッポン全国 巷の大問題SP』として、相次ぐクマ出没被害や、モバイルバッテリーの発火などの家電トラブルとともに、車の逆走トラブルも取り上げられました。たけしさんは最後に『どうしたらいいか分からない時代になってきた』と語り、『俺も免許どうしようかなと思ってんだ』と話しました」(スポーツ紙記者)
1947年1月生まれのたけしは、来月に79歳となる。後期高齢者でもあるだけに、免許の自主返納が頭にあるようだ。
芸能界には自動車運転免許を自主返納した人間は多いと語るのは芸能プロ関係者だ。
「歌手で俳優の加山雄三さんは、2019年に82歳の時に免許を返納しています。加山さんはゲーム好きとして知られ、長時間ゲームをすることもしばしばですが、プレイ中に反射神経の衰えを感じ、返納を決めたそうです。お笑い芸人の西川きよしさんは2022年2月に75歳で免許を返納しています。西川さんは視力や聴力が少しずつ衰えてきていると感じるようになり、家族とも話し合いの末、返納を決めています」
やはり自身の身体能力の衰えから、自主返納を決める芸能人が多いようだ。さらに、俳優の伊東四朗は別の理由も加わって返納している。
「伊東さんは2016年に79歳で免許の返納をしています。もともと車好きで知られましたが、75歳の免許更新時に認知機能検査を受けさせられ、健康を自覚しているのにと納得がいかなかったそうです。さらに、もともとゴールド免許の保有者でしたが、71歳からその期間が3年に短縮されることにも不満があったようです。ただ、それでも自分が高齢者である自覚も生まれ、返納に至ったようです」(前出・同)
このほかにもザ・ドリフターズの高木ブーや加藤茶、俳優の杉良太郎なども免許返納の経験者だ。
「著名人や芸能人が免許を自主返納し、それが報じられるのは意義があります。そうした姿を見ることで、高齢ドライバーが自身の運転を見直すきっかけにもなります。加山さんののように、ゲームをしていたら反射神経の衰えを感じたといったエピソードは多くの人にとって参考になるでしょう」
今回、たけしが口にしたことで自動車運転免許の自主返納はこれまで以上に世間の関心を集めそうだ。
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