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aespa、“きのこ雲”騒動のオンライン署名が12万超…国会ではNHKに「公共放送としての信頼を失う」指摘も

芸能 記事投稿日:2025.12.03 15:50 最終更新日:2025.12.03 16:59

aespa、“きのこ雲”騒動のオンライン署名が12万超…国会ではNHKに「公共放送としての信頼を失う」指摘も

ガールズグループ「aespa」(写真・アフロ)

 

 12月2日、参議院の総務委員会が開かれ、NHKの事業に関する質疑がおこなわれた。そのなかで注目を集めたのが、日本維新の会・石井苗子議員による質疑だ。

 

 石井議員はNHK紅白歌合戦の出場歌手について

 

「今年出場が決定したアーティストのなかに、原子爆弾の“きのこ雲”をデザインしたような卓上ライトを『プリティ』、英語で『かわいい』と評価した人物が含まれていた。所属グループの紅白出場停止を求めるネットの署名が、12月現在で10万人を超えている。出場の予定に変更はないと報道されているが、このグループの出場の判断、NHKとしてどのように整理して受け止めたのか」

 

 と質問した。このグループとは、韓国発のガールズグループ「aespa」だ。

 

「韓国人2人、日本人1人、中国人1人からなる4人組で、今年紅白初出場が決まりました。問題となっているのは、中国人メンバーのニンニンさんが2022年にファン向けのアプリに投稿した内容です。《I bought a pretty light〜〜〜how is it?》(編集部訳:かわいいライトを買ったよ、どう?)とつづり、アップした動画に写っていたのが、きのこ雲をデザインしたランプだったのです。

 

 本人がそれを知っていたかどうかはわかりませんが、このデザインが日本人に原爆を想起させるのは当然で、それを『かわいい』と表現したことが批判の対象となっているのです」(芸能記者)

 

 石井議員の質問に対し、NHKの山名啓雄専務理事は「当該メンバーに原爆被害を軽視し揶揄するような意図がなかったことを所属事務所に確認している」として、出場に問題はないとの認識を示した。石井議員は続けて「SNSで何かが起こるたびに、どうしたらいいかと考えるのでは済まない時代。SNSで批判されるような事案が続いてしまえば、公共放送としての信頼を失ってしまう。今の時代は情報発信のスピードが速く、奥が深い。前もって検討できるガイドラインを作った方がいい」と、NHKの姿勢に注文を付けた。

 

 オンライン署名サイト「Change.org」では「aespaの紅白出場停止を求めます」という活動がおこなわれており、12月3日時点で12万超の署名が集まっている。

 

 この問題の余波はしばらく続きそうだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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