12月2日放送の『THE TIME,』(TBS系)で、総合司会である安住紳一郎アナウンサーが番組取材中に起こったリポーターを務める原千晶の事故について報告した。
「原さんは11月30日に、番組の取材で千葉県内にSASUKEのエリアを自作で再現した施設を訪問しました。4枚の板に飛び移りながら移動するクワッドステップスを体験し、4枚めの板に飛び移ったところ、左足に痛みを訴えました。患部を冷やすなどの応急処置をおこなった後、無理のない範囲でインタビューを終え、病院を受診したところ、12月1日、左脛骨高原骨折による全治3カ月の診断が下されています」(スポーツ紙記者)
安住アナは「番組のリポーター、原千晶さんが取材中に転倒し、左膝を骨折しました。番組をしばらく休むことになります」「取材先のみなさんにも心配をおかけしました。原さんの怪我が1日も早く治るように祈るとともに、番組の安全管理をもう1度、徹底してまいります」と報告した。
だがXでは、
《そもそも「情報」番組でSASUKEの設備をレポーターにさせる必要性は?》
といった声や、原がフリーの立場だったため、
《テレビ局も、アナウンサーもお互いの思惑でいいように使い/使われる役》
といった指摘が聞かれた。
このところTBSでは、番組収録中の事故が相次いでいる。
「11月には俳優の佐野岳さんが『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』の収録中に、右ひざ半月板損傷とじん帯断裂のケガにより全治8〜9カ月の重傷を負っています。10月には、年度末に放送予定の『SASUKE2025』の収録中にお笑いコンビのチョコレートプラネット・長田庄平さんが、左足の剥離骨折により全治3カ月のケガを負いました。今回の原さんの怪我も『SASUKE』に絡むもの。スポーツ系の番組や企画での怪我が頻発しています」(前出・スポーツ紙記者)
TBSに求められるのは通り一遍の謝罪ではなく、抜本的な安全対策だと語るのは業界関係者だ。
「とくに安住さんはTBSのアナウンサーであるとともに、コンテンツ戦略本部アナウンスセンター役員待遇エキスパート職という肩書をもっています。将来は社長候補とまでいわれています。アナウンサーではあるものの、その発言は重く、経営者という立場に片足を入れている状況で、番組制作体制の見直しや、安全管理の徹底などについて具体的な動きが期待されます」
好感度も高い安住アナは、TBSの信頼回復のキーマンとなれるだろうか。
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