松嶋菜々子　テレ朝初主演で期待される“第二の天海＆米倉”…新人気シリーズ見据え大抜擢

 

　12月2日、女優の松嶋菜々子が2026年1月期連続ドラマ『おコメの女－国税局資料調査課・雑国室－』（テレビ朝日系）に主演することが分かった。松嶋のテレビ朝日系のドラマへの主演は、今作が初めて。その役柄が話題となっている。

 

「今作は、東京国税局を舞台に、悪徳脱税者を追い詰めていくという内容のようです。今作の出演に当たり、松嶋さんは髪の毛をバッサリと切ったようで、メインビジュアルには驚きが集まっています。

 

　今作が放送される木曜21時枠は、これまで『ドクターX』や『緊急取調室』など、大物女優を看板にした人気シリーズが制作されてきました。松嶋さんもこの並びに入れるのか、注目が高まっています」（スポーツ紙記者）

 

　実際、今作へのテレビ朝日の期待は格別なようだ。芸能記者はこう語る。

 

「現在、女優の天海祐希さん主演で好評の『緊急取調室』も2025年12月26日公開の『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』でシリーズ完結。米倉涼子さんの『ドクターX』も、2024年12月公開の映画は、興行収入30億円を突破しました。このように、木曜21時枠で放送された作品は、映画化なども成功しています。

 

　松嶋さん主演の新ドラマ『おコメの女』も、視聴率がよければシリーズ化が視野に入ってくるでしょうから、局の柱の番組として大事に育てたい作品なのでしょう」

 

　だが、その大役を任されたのは、同局では主演経験のない松嶋だった。今回の大抜擢の経緯をテレビ朝日系番組制作スタッフ関係者はこう話す。

 

「松嶋さんはNHKや日本テレビ、TBS、フジテレビなどの作品に出演することが多く、あまり縁がありませんでした。松嶋さんサイドから『何か一緒に仕事ができたら』という提案があったと聞いています。

 

　一緒に仕事をするのならこれまでに演じてこなかった役を、ということで、今回の役柄になったそうです。松嶋さんも『役の幅を広げたい』と積極的に撮影に臨んでいて、現場の雰囲気はいいと聞いています」

 

　直近では、NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』での“クセ強”母の演技が記憶に新しい松嶋。強烈なインパクトを視聴者に残した彼女は、果たして新ドラマでどんな顔を見せてくれるだろうか。