
中国に苦言を呈したベテラン人気俳優(写真・本人のAmebaブログより)
俳優の黒沢年雄が12月2日、オフィシャルブログ「クロちゃん」で、高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言に対する中国の対応を批判した。
「黒沢さんは『アイマイは危険。』のタイトルで《あやふやな曖昧さで政治を進めて来たからこそ、何かあると問題を起こす…言うべき事をはっきりと発言してお互いに一線を引くのが国家間の定義だと思う》と持論を展開しました。さらに、中国の対応について《ちょっとした事で吠え続ける性格の悪い犬と同じ…中国の歴史の偉人の末裔とは思えない昨今だ…威厳ばかり振る舞っていては世界から笑われる》と批判しました」(スポーツ紙記者)
黒沢の物言いに、Xでは共感の声もあるが、
《言いたいことはわかるけど、やっぱり言葉選びには注意が必要かも》
《黒沢さんは中国を犬扱いですか?》
といった声も聞かれた。このところ黒沢はネット上で“もの言う”俳優として知られるようになったが、物議を醸す内容も少なくない、と語るのは芸能ジャーナリストだ。
「2025年8月21日のブログでは、若者層を中心に広がる闇バイト問題を受け《その気になれば…世の中には人に喜んで頂いてお金になる仕事はいくらでもある…月に50万位は簡単だ!》と書き込みました。黒沢さんは職人など、稼げる仕事の存在をあげ《僕が若かったら、今の世の中宝の山だぜ!》とつづっています。しかし、これに対しては現状を知らなすぎるといった批判が相次ぎました」
同月の28日には飲食店の感想を投稿し、こちらも波紋を呼んでしまった。
「黒沢さんは、横浜にある老舗のうなぎ店を久しぶりに訪れたところ《がっかり…タレが塩辛く甘味もなくしょっぱい感じ!》《有名店の奢りと勉強不足としか思えない…もう行く事もないと思います》と辛口の内容を書き込みました。しかし、こちらも年齢を経て味覚が変わっただけでは、といった指摘を受けています」(同前)
黒沢のブログは、自分自身が感じた素朴な感想をサラリと表現するのが特徴だが、それがいい部分でもあり、悪い部分でもあると指摘するのは放送作家だ。
「黒沢さんはベテラン俳優であるとともに、バラエティ番組の出演もこなすマルチタレントとして知られます。柔和なキャラクターはブログの文体からも伝わってきます。バラエティ番組のようにツッコミ役がいれば、黒沢さんのもの言いもマイルドになるのでしょうが、内容だけを見て“何にでも文句を言うおじいちゃん”と受け取られることもあるようです。中国現政権の、一連の対応について疑問を呈するのはいいとしても、やはり言葉遣いには慎重になるべきだという意見が多く見られます」
ブログにも“ツッコミ役”がほしいところだ。
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