
12月4日、年末恒例の特別番組『プロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系、以下『珍プレー好プレー』)が放送された。かつて、中居正広が司会を務め、引退後初の放送となったが、早くも中居の “後任” に期待が集まっているようだ。
中居は2010年から同番組で司会を務め、2015年から『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』と、彼の名前を冠した番組名になった。2025年1月に中居が引退し、今回は冠名が外れることとなった。
「これまで司会は、中居さん、アンタッチャブルの山崎弘也さんと柴田英嗣さんが務めていましたが、今回はアンタッチャブルの2人となにわ男子・藤原丈一郎さんが真ん中の司会席に座りました。ただ、3人は司会ではなく、『珍バサダー』と紹介されました」(スポーツ紙記者)
藤原は、中居の後輩にあたる。かつての先輩の番組で司会を務めることになったが、放送後のXでは《中居さんがアレだから丈がMCやってるのか。うってつけの人材がいた》《藤原丈一郎は同じ魂を持ってるからね》など、早くも支持する声が聞かれていた。
2021年になにわ男子としてCDデビューした藤原は、10月期のドラマ『すべての恋が終わるとしても』と『恋する警護24時 season2』(ともにテレビ朝日系)に同時期に出演するなど、俳優業が好調。一方で、“野球愛” は有名だった。
「オリックス・バッファローズのファンを公言し、2022年から4年連続でオリックスの開幕戦で始球式を務めています。毎日、野球の試合を視聴し、オフの日も球場で観戦することを明かしており、“ガチ勢” として認知されています。
今回、元木大介さんや杉谷拳士さん、中田翔さんらがスタジオゲストで出演していたため、藤原さんは緊張気味でしたが、『正直、事務所の先輩と共演するより緊張してます』と冗談を言って場を和ませていました」(芸能記者)
中居は、『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の侍ジャパン公認サポートキャプテンを務めるなど、多くの実績を残した。藤原は、そんな先輩に憧れていたようだ。
「2023年5月のなにわ男子のYouTubeチャンネルで、藤原さんは憧れの先輩として、中居さんの名前をあげていました。過去に、中居さんと共演して楽屋あいさつに訪れた際、中居さんが出演者に関する情報を細かくリサーチしていることに驚いたそうです。
番組終了後、中居さんが楽屋に置いていった台本を見せてもらうなど、仕事に対する姿勢を尊敬し、そのスキルを学ぼうとしていたようです。
中居さんの引退後、誰が代わりに野球関連の仕事を務めるか注目されていました。藤原さんは明るいキャラクターでコミュ力も抜群、野球ファンからも認知されていますし、“後任” の筆頭格になるかもしれません」(同前)
大先輩の後を継ぎ、野球番組で “好プレー” を見せられるか。
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