
『ズートピア2』で再び主人公役を務める上戸彩
12月4日、ディズニー・アニメーション最新作『ズートピア2』の公開前夜祭イベントが東京・日比谷で開催された。
日本版の声優で、主人公の新米警察官のウサギ・ジュディ役を務める上戸彩がレッドカーペットに姿を見せると、洗練されたオールバックスタイルとイエローのドレスに、会場の視線が一斉に集まったのだ。通行人が語る。
「東京ミッドタウン日比谷1階アトリウムに 「ズートピア」の世界観あふれるレッドカーペットが特設されていたんです。他の主要キャラクターの声を演じる森川智之さんや、江口のりこさん、梅沢富美男さんなど10名が勢揃いしていましたよ。そのなかでも一際フラッシュを浴びていたのが上戸さんですね。オールバック姿が気品のある美しさを感じました。公開に向けて、全国で『ズートピア2』をイメージしたクリスマスツリーが設置されているそうです」
同作は、2016年に公開され社会現象を巻き起こした『ズートピア』の続編。ズートピアに存在しないはずの謎のキャラクターの登場で、この街の“最大の謎”が一気に動き出す。その謎に、前作同様、捜査官バディを組んだジュディとニック(森川)が迫るというストーリーだ。
「2016年に公開された『ズートピア』は、世界興行収入が10億ドルを超え、日本でも同年公開の洋画で年間No.1という大ヒットを記録しました。『アカデミー賞長編アニメ映画賞』をはじめ数々の賞を受賞し、社会問題を描いた深いテーマ性と、緻密に作り込まれた世界観が幅広い世代に支持された作品です。そんな大ヒットアニメ映画の9年ぶりとなる続編に世界中から大きな期待が寄せられています」(映画誌ライター)
『ズートピア2』は日本公開に先駆けて11月末から世界各国で封切られ、アメリカでは11月26日にスタート。公開直後から勢いは凄まじく、全世界オープニング興行収入は日本円で約866億円という、アニメ映画として史上最大級の数字を記録したのだ。さらに、驚くべきは中国での盛り上がりだ。
「公開から5日間で興行収入約423億円叩き出し、“外国アニメ映画として歴代最高”という新記録を樹立しました。長年にわたって洋画離れが続いていたマーケットで、この結果を出すは前作の信頼とディズニーのブランド力、そしてジュディ&ニックの再タッグを求めるファンの熱量でしょう。各国での圧倒的なスタートダッシュを目の当たりにすると、日本公開後にさらなる記録更新の可能性は高く、続編に寄せられる期待は過去最大級と言っていいと思います」
上戸が背負っている期待も大きい。
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