
ロケに挑む池田エライザ
11月上旬、K-POPカルチャーの聖地として知られる東京・新大久保に姿を見せたのは、女優の池田エライザだ。厚手のコートにマフラーを巻いた真冬の装いは、彼女の持つ華やかでアーティスティックなイメージとはどこか対照的で、まるで“地味キャラ”。そんな池田の視線の先には、紫のトレーナーにダウンを羽織った中村倫也の姿があった。
「2026年1月から放送されるドラマ『DREAM STAGE』(TBS系)の撮影です」
と明かすのは制作会社関係者だ。
「過去の失敗で音楽業界を追われた元天才プロデューサーを中村さんが演じ、韓国の弱小事務所に所属する落ちこぼれのボーイズグループ『NAZE』とともに壁を乗り越える、世代や国籍を超えたK-POP版“スポ根”ドラマです。
『NAZE』はドラマの劇中歌を担当するだけでなく、楽曲の配信や、東京ガールズコレクションへの出演など、ドラマ外でも実際に活動しており、物語とリアルが地続きになっていることで、ドラマ開始前からファンの獲得に向けて動いているのです。
さらに、本場である韓国でも大規模なロケがおこなわれ、韓国ドラマ『私の夫と結婚して』でのクズ夫役が話題となったイ・イギョンをはじめ、韓国の実力俳優陣も出演しており、TBSにとって冬ドラマの目玉といえるでしょう」
そんななかで池田は、ボーイズグループを支える側として現場を走り回る、マネージャー・遠藤水星(みなせ)を演じている。
「10月に開幕した『東京国際映画祭』で、個性的なドレスと華やかないで立ちで存在感を見せた池田さんは、本人が特別に飾らなくても、存在感を視聴者に抱かせる存在です。しかし、今回のドラマは、内気で不器用な役柄なので、いかに地味さを引き出せるかが勝負でしょう。マネージャー役を演じるにあたって、実際に9年ほど担当している彼女のマネージャーをイメージして撮影に臨んだそうです」
こんなマネージャーに支えられれば、誰だって大成功しそうだ。
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