
12月7日16時58分、特撮やアニメの主題歌を数多く歌唱し、“アニソン界の大魔神”としても知られる歌手、宮内タカユキの事務局公式Xが驚きのポストを投下した。
《【緊急のお知らせ】本日開催の「宮内タカユキLIVE2025 ちょっと早めのクリスマス〜絆旅番外編〜」につきまして、宮内タカユキが会場に向かう途中、急に体調を崩し、緊急搬送されました。大変申し訳ありませんが、ライブへの出演ができなくなりました》
同日18時から阿佐ヶ谷ロフトでライブが予定されており、元俳優で『特警ウインスペクター』に主演した山下優、同じく元俳優で『特救指令ソルブレイン』に主演した中山幸一と共演する予定だった。
「宮内さんは1981年にロックバンド『WHY』としてデビューするも2年で解散。1984年にスーパー戦隊シリーズ8作目『超電子バイオマン』の主題歌でソロデビューしました。その後、『宇宙刑事シャイダー』、『仮面ライダーBLACK RX』など数々の特撮番組主題歌を担当。特にレスキューポリスシリーズといわれる1990年の『特警ウインスペクター』、1991年の『特救指令ソルブレイン』、1992年の『特捜エクシードラフト』では連続で主題歌を担当しました。アニソンでも『ビデオ戦士レザリオン』や『銀牙 -流れ星 銀-』など印象的な楽曲を歌唱しています」(芸能記者)
2003年には急性膵炎、2011年には小脳梗塞を発症。その後はリハビリをしながらも力強く歌い続けてきた。
「宮内さんは2011年12月、ブラジルでのライブツアー中に歩けなくなるほどのめまいを感じて検査入院。翌年1月7日、自身のブログで
《検査をして、わかったことは、今ではなく以前に『小脳梗塞』をおこしていたことが判明。今のめまいが続くと、また小脳梗塞を発症してはいけないからと、検査をしながら大事をとるようにと入院。退院してからは、おとなしくしていた年末だった》
と、過去の小脳梗塞だったことを明かしていました。さらにブログでは
《軽い梗塞で後遺症も残らない梗塞ときいて、そんなのあるのかと驚いたら、ミスチルのヴォーカルが小脳梗塞で何ヵ月か休んだときがあるとしった。今、歌ってるよな。次、みんなに会えるときは大丈夫!》
と力強く語り、その言葉のとおりにその後も元気な歌声を届け続けてきました」(前出・記者)
元気に活動を続けているが、すでに70歳と高齢のため、突然のライブ中止にはファンも動揺。アニソンつながりで交流の深いタレントの中川翔子も自身のXで《ゆっくりお大事になさって、回復されますように、、!》とポスト、ファンからも心配の声が上がった。
「その後、12月8日10時27分に事務局が公式Xを更新。《【御礼と報告】昨日は皆様にご心配をおかけしまして、申し訳ありませんでした。一時は心配された容態も落ち着き、今は回復にむかっています》と報告しました。ひとまず安心できる様子です」(前出・記者)
Xでは
《宮内タカユキさん倒れられたとのことで、心配ですが、一先ずは安心していいとのことで胸を撫で下ろしています 最近ハードなスケジュールでお仕事されていたので、お疲れだったんでしょうか》
《宮内タカユキさん、どうやら御回復に向かわれているとの事 串田さんに宮内さん…私の昔から現在までを彩ってくださっている存在なので、どうかお元気で!》
などファンからのエールが集まっている。
「ある程度の後遺症なども懸念されますが、Xのプロフィールでも《脳梗塞の後遺症と戦いながら立ち上がる勇気と負けない心で挑む》《魂の歌を心を込め歌い続けていくエンターティナー》と掲げているように、宮内さんは必ず復活してステージに立つでしょう」(前出・記者)
往年のファンからすれば、元気な声での退院報告が待ち遠しいことだろう。
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