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のん、12年半ぶり民放連ドラにレギュラー出演 識者が語る“抜擢”の背景、原作・脚本・監督は「狂犬」と呼ばれた男

芸能 記事投稿日:2025.12.08 20:34 最終更新日:2025.12.08 20:34

のん、12年半ぶり民放連ドラにレギュラー出演 識者が語る“抜擢”の背景、原作・脚本・監督は「狂犬」と呼ばれた男

美しいドレープが特徴的なドレスを着たのん

 

 12月7日、女優のんが2026年1月期放送の連続ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』(日本テレビ系)に出演することが発表された。彼女にとって、民放の連続ドラマへの12年半ぶりの出演とあって、話題となっている。

 

「このドラマは、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんが原作・脚本・監督を担当し、timeleszの菊池風磨さんが主演を務めます。2026年1月7日スタート予定です。

 

 菊池さん演じるコンプレックスを抱えたフリーターをはじめ、一風変わった能力を秘めた7人が、秘密裏に防衛省に呼び出される物語で、のんさんは、会社でも浮いた存在の会社員という役柄とのことです。のんさんは出演にあたり、ドラマの公式ウェブサイト内のインタビューで《加藤さんとは初めましてですが、お話をいただいて光栄でしたし乗っかったら楽しそうだぞ。と、思い切って飛び込んでみました》と、意気込みを語っています」(スポーツ紙記者)

 

 2006年、本名の「能年玲奈」でデビューし、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを務め、一躍、ブレイク。しかし、事務所の独立騒動で芸名を「のん」に変更して以来、テレビでの露出は少なくなっていた。2025年には、TBS系日曜劇場『キャスター』にゲスト出演し、久々の民放ドラマ出演となったことが話題になった。芸能ジャーナリスト・平田昇ニ氏は、今回の“抜擢”の背景をこう解説する。

 

「のんさんには、長らく『所属事務所と対立した女優』という印象がついてしまい、キャスティングに二の足を踏んだ業界関係者もいたと聞きます。しかし、その演技力は折り紙つき。『キャスター』に出演した際、繊細な感情をあらわす演技を見せ、視聴者のみならず業界関係者からも高評価だったそうです。このときの出演は、“禊が済んだ”ということで実現したということなのでしょうが、TBSがキャスティングしたことが、その後の活動に大きくプラスに働いたのでしょう。

 

 また、のんさんは最近では、ネット配信作品でも活躍しています。2025年9月には、ABEMAオリジナルドラマの主演作『MISS KING/ミス・キング』が配信開始されました。この作品はNetflixでも世界同時配信され、日本のみならず、海外でも好評だったようです。将棋を通して、父に対する復讐を果たしていく女性の役柄でしたが、これまでにない、ダークな役柄に挑戦し、新境地を開拓していました。のんさんも、もう32歳ですから、年齢に合った色っぽい役なども見てみたいですね」

 

 かつてバラエティ番組で「狂犬」と呼ばれた加藤浩次が、のんの新しい魅力を引き出してくれることに期待したい。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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