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前田敦子 AKB48の20周年コンサートで涙…東日本大震災で復興支援に奔走、チャリティソングで義援金寄付

芸能 記事投稿日:2025.12.08 20:25 最終更新日:2025.12.08 20:25

前田敦子 AKB48の20周年コンサートで涙…東日本大震災で復興支援に奔走、チャリティソングで義援金寄付

前田敦子

 

 AKB48が結成20周年を迎え、記念コンサートが12月4日から7日にかけて日本武道館で開催された。

 

 最終日となる7日のステージでは現役メンバーにくわえ、前田敦子、大島優子、小嶋陽菜、篠田麻里子ら豪華レジェンドメンバーが夢の共演。『フライングゲット』『会いたかった』『ポニーテールとシュシュ』など、グループの歴史を彩った名曲を披露した。

 

 さらにアンコールでは、現役メンバーとOG含めた184人がステージに立つ中、絶対的センターの前田が涙する一幕もあった。

 

「前田さんはプロデューサーで、グループの作詞を一手に担ってきた秋元康さんに対して大粒の涙を流しながら、『秋元先生にお礼が言いたいです』と宣言。会場で見守っていた秋元氏の姿がビジョンに映ると、メンバー全員で『ありがとうございます』と感謝していたといいます」(芸能記者)

 

 そんな彼女の歴史がスタートしたのは2006年。シングル『会いたかった』でメジャーデビューすると、一気にブレイクした。

 

「2011年3月に20thシングル『桜の木になろう』をリリースして以降、5月に『Everyday、カチューシャ』、8月に『フライングゲット』、10月に『風は吹いている』とミリオンセールスを連発しました。

 

 2011年のオリコン年間シングルチャートでは、1位から5位をAKBが独占。まさに“国民的アイドル”と呼ばれる地位を確立したのです」(同前)

 

 そんなAKBが人気絶頂期を迎えたとき、日本は未曽有の災害に見舞われる。

 

「東日本大震災です。AKBは発生直後から『誰かのためにプロジェクト』を立ち上げ、長期にわたる復興支援を続けてきました」(同前)

 

 その活動は多岐にわたった。「会いに行けるアイドル」を自負する彼女たちは、それぞれ被災地の避難所や仮設住宅に出向き、大型トラックをステージに見立ててミニライブをしたり、握手会なども開いた。

 

「2011年3月以降、他の被災地も含めて2019年までに76回もの訪問活動をおこなったそうです。さらに義援金の寄付も惜しみなかったですね。AKB48グループとして5億円を寄付したうえ、震災復興チャリティソング『誰かのために -What can I do for someone?-』のダウンロード配信の収益や、シングル『Everyday、カチューシャ』などそれ以降発売するシングル・アルバムの売上金の一部を義援金として寄付しています」

 

 「誰かのためにプロジェクト」は東日本震災だけではなく、豪雨といった各地の災害支援にも引き続き協力。被災地でのライブもおこなっている。

 

「人を笑顔にしてくれる彼女たちに生きる希望を見出した人も多かったでしょう。握手会や総選挙など彼女たちの定番イベントについて批判的な見方がなされることもありますが、復興に貢献したアイドルという点では、後の世代が見習うべき大きな役割を果たしたといえるでしょう」(芸能ジャーナリスト)

 

『NHK紅白歌合戦』に出場することも分かっているAKB。21年目はどんな物語を紡ぐのだろうか。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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