
独立が報じられた元TOKIOの松岡昌宏
12月7日放送のバラエティ番組『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系、以下『鉄腕DASH』)では、元TOKIOメンバー不在のなか、新企画がおこなわれた。後輩たちが地元の人と交流する姿が新鮮な印象を与えたなか、ロケ地になった山口県阿武町役場の担当者が、本誌に放送後の反響を明かした──。
この日の新企画は「DASH100人食堂」。地域の祭りやイベントが激減した町に活気を取り戻してもらうため、町の人を100人集め、地元自慢の食材を使って即興アイディア料理をふるまうというもの。
「記念すべき初回は、人口約2900人の山口県阿武町でした。城島茂さんと松岡昌宏さんは不在で、代わって、SixTONESの森本慎太郎さん、髙地優吾さんと、なにわ男子の藤原丈一郎さん、大橋和也さんの4人が参加しました。阿武町の町長にあいさつした後、町の人にサプライズで、防災無線で地元自慢の食材を持ってきてもらうようアナウンスしたのです」(芸能記者)
かつてのTOKIOメンバー不在のなか、若手4人で地元の人たちと交流することになり、後輩たちは目覚ましい活躍を見せていた。
「藤原さんと大橋さんは中学校をサプライズ訪問し、町の中心にあるキャンプ場で料理をふるまうことを告知しました。一方、料理が得意な髙地さんは地元の人に教わりながら、サザエの殻をむいたり、調理の合間に特製のソースを作ったりしていました。キャンプ場には、阿武町名産のキウイフルーツやハンバーグ、ソーセージなどが持ち込まれました。最終的に、小中学生らも含め、224人の町民が参加し、大盛り上がりとなりました」(同前)
若手メンバーと地元の人たちが親睦を深める様子に、放送後のXでは
《鉄腕DASH100人食堂の4人いいね~じょうくんと大橋くんこーちくん慎ちゃんのバランスが見てて嫌味なくて気持ちいい》
《鉄腕DASH 神やったな~人のバランスめっちゃ良かった》
など、称賛する声が聞かれていた。
放送後、ロケ地となった阿武町にも反響があったようだ。9日の夜、阿武町役場公式Xは《ザ!鉄腕!DASH!!の「100人食堂」の放送後、ふるさと納税のお問い合わせが急激に増え、誠にありがとうございます!また、ご迷惑をおかけしている方へ深くお詫び申し上げます》と投稿。ふるさと納税への問い合わせが殺到していることを明かしたのだ。
どれほどの反響があったのか、本誌「Smart FLASH」が阿武町役場に話を聞いたところ、問い合わせ、寄付金ともに急増したことを打ち明けてくれた。
「放送翌日の月曜日の朝時点で、約80~90万円の寄付金が入っていました。1日でこれほど入るのは過去に例がありません。番組でも使われた『噛む噛むハンバーグ』と『キウイフルーツ食べ比べセット』が人気で、ハンバーグは月に出せる数が決まっていることもあり、今月分はすでに完売し、入荷待ちになっています。これまでは関東からの寄付が多かったですが、北海道など、全国各地からお申込みいただいております」(阿武町役場担当者)
町を盛り上げた4人の印象を尋ねると、
「みなさん、気さくに接してくださいました。地域の方も最初は緊張されていましたが、4人のほうから積極的に話しかけていただき、リラックスできたようです。終了後も、地域の人に対して『お世話になりました』『ありがとうございました』とごあいさついただきました」(同前)
とのことだった。
2025年、『鉄腕DASH』は、国分太一の降板、TOKIOの解散と、混乱に見舞われた。しかし、TOKIOによる“漢気サービス”は、着実に後輩たちへ受け継がれているようだ。
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