
絶叫アナウンスが話題となったNHKの八田知大アナ(NHK公式サイトより)
「津波警報がきました!津波がきます!急いで逃げてください」
12月8日23時25分ごろ、突然大絶叫しながら注意喚起をおこなったのはNHKの八田知大アナウンサーだ。10分前には、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.6、青森県・八戸市で最大震度6強を観測した強い揺れが日本列島を襲った。
「揺れは30秒以上続き、沿岸部を中心に津波注意報が発表されました。NHKは当時、科学技術を紹介する番組を放送していましたが、緊急地震速報の発表から約30秒でスタジオからの緊急放送に切り替わり、八田アナが状況を伝えました。八田アナは落ち着いた口調で余震への警戒や家具転倒の危険を説明し、安全確保を呼びかけていました。
しかし、およそ10分後、気象庁が注意報を津波警報へ切り替えると、八田アナの声色が一変。強い緊張感を帯びた口調で『逃げてください!』と繰り返し “絶叫”。避難を促したのです」(芸能記者)
ふだんは冷静な語り口で知られるアナウンサーが思わず大声をあげた場面は、危険の切迫を示すものとしてXで大きな反響を呼んだ。
《津波警報になった瞬間のNHKのアナウンサーの声すごかった それだけ逼迫してるってことだね》
《NHKのアナウンサーさん、津波警報になった途端に大きな声で、しかも緊迫感を表して初めて見る原稿を読んでるんだよな。》
《NHKのアナウンサーさんもさすがよなぁ!声が怖くて、津波の怖さが伝わって、逃げなきゃって気持ちになる!》
NHKは、2024年元日の能登半島地震の際にも、山内泉アナが「あなたの命に危険が迫っています。今すぐ逃げてください!」と強い口調で避難を呼びかけ、大きな話題となった。
「同局は東日本大震災の教訓を活かして、命を守る呼びかけプロジェクト』として災害時の速報への対応、呼びかけの訓練もおこなっているのです。山内アナや八田アナは局の方針に従って視聴者に危機感を持ってもらうように言葉を発したのでしょう。
災害報道は単なる情報伝達ではなく、視聴者の命を守るための行動を促すメッセージです。危険が迫ったときに、一瞬でも早く避難してもらうため、今回のような強い呼びかけは必要だと思います」(同)
命を守るため、迅速な行動が必要だ。
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