
お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニー(写真・本人Instagramより)
お笑いコンビ「マテンロウ」の大トニーが、ABEMAの密着番組『NO MAKE』に出演。12月6日にABEMAニュースの公式YouTubeチャンネルでその模様が公開され、話題を呼んでいる。
「芸歴16年目の『マテンロウ』は、大トニーさんが学生時代の友人だったアントニーさんを誘って、2007年に結成。ネタを書いているのは大トニーさんですが、キャラクターが立っているアントニーさんがいち早くブレイクし、2年目からは年収1000万円に達したそうです。
一方、大トニーさんも最も売れていた7、8年前は平均月収が30〜40万円あり、多い月は70〜80万円もらっていたそうですが、次第に仕事が減少。2025年には、芸人になって初めて『月収ゼロ』を経験したといいます。
また、趣味のギャンブルが原因で芸人仲間から借金もしているそうで、アントニーさんから30〜40万円、鬼越トマホークの金ちゃんから30万円ほど、そしてニューヨークの嶋佐さんからも70万円ほど借りていると告白しました」(芸能記者)
その結果、現在はアルバイトで生計を立てているという。
「芸人としての月収が10〜15万円で『足りない分をバイト代でまかなって40万円ぐらいになっている』とのことです。都内の2つのダーツバーでのアルバイトを掛け持ち。多いときは週5か週6でバイトしており、番組では、ダーツバーをハシゴしてのアルバイトの様子に密着が入りました」(芸能記者)
そんな大トニーは、2020年に一般女性と結婚。妻も朝から働いているため、「仕事を辞めさせてあげたい」「悔しい。売れたい」と涙を見せた一方で、酒に強いこともあり、お客に薦められるがままに酒を飲む大トニーの姿が。1軒目のバイト先でサワー3杯とテキーラ13杯、2軒目のバイト先と合わせて、この日だけで26杯のテキーラを痛飲。泥酔して、バイトあがりに路上に横たわる大トニーを、番組スタッフがタクシーで送っていくという展開となった。
「ベロベロの大トニーさんは、タクシーの車中でカメラに向かって『使えないこと言っていいですか?』と切り出すと、唐突に『死にたいっスよ。死んだほうが楽っスよ、ホントこんな人生……』と禁句を連呼。『怖いです、自分の人生が。ホントに怖いです、生きてて』とこぼしながら、涙をボロボロ流していました」(同)
カメラが捕らえた芸歴16年目にして、人生にもがく大トニーの姿。コメント欄には、同情する声があがる一方で
《売れない理由が全部詰まってるやんこの動画》
《酒やめろ。昼のバイトににしろ。それですべて変わるから》
といった批判的な声が集中。また、番組内で大トニーが「(先々月に)数えたらテキーラを420杯飲んでいた」と語っていたこともあり、
《テキーラ月420杯飲んで1年で12キロ痩せてるってもう膵臓イカれてるのでは?妻の仕事辞めさせてやりたいって言うけど今のままだとぶっ倒れて仕事もできなくなって妻が余計仕事する羽目になるやん》
など、手厳しい指摘があがっている。そんな大トニーを、すっかり売れっ子となった相方・アントニーはどう見ているのだろうか。
「大トニーさんに密着したVを観たアントニーさんは、開口一番『酒飲んで泣きながら『死にたい』っていうヤツ、いちばんダサいじゃないですか。俺はもう甘やかさないですよ、こんなこと言うヤツを。こんなん甘えてるだけっすからね、密着してもらって』とバッサリ。
あいつ(大トニー)も自分も、もっと頑張るしかないと語ると、『なんか「自分だけこんな人生」みたいな、悲劇のヒロインモードに入ってるっスよね。(芸人なんて)みんな、つらいんで。それをまだわかってないっスよね』と相方を突き放しつつ、『でも、こういうピーターパン症候群の男が、何か奇跡を起こすかもしれないと僕は思ってます、ホントに』と、最後は相方の奮起に期待を込めていました」
アントニーの「この現状を乗り越えなきゃ男じゃない」という言葉を、大トニーはどう受け止めるのだろうか。
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