
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』のロケをする竹内涼真
12月9日、竹内涼真と夏帆がダブル主演を務めるドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系、以下『じゃあつく』)の最終回が放送された。今期、高い人気を誇ったドラマの終幕が惜しまれているが、主役の2人ではない登場人物のロスを嘆く声が起こっている。
同作は、恋人ファーストな山岸鮎美(夏帆)と、亭主関白思考の海老原勝男(竹内)が、結婚直前で破局したものの、互いに自分の仕事や私生活を見つめ直し、成長していく物語。最終回は、2人の関係をめぐって目まぐるしい展開が続いた。
「冒頭、勝男が『もう一回、やり直そう。いまの俺たちならうまくいくと思う』と鮎美に持ちかけ、復縁することに。恋人同士に戻ったものの、すれ違いが増えてギクシャクしてしまい、最終的に自分の存在が相手の邪魔になっていると感じた勝男が別れを切り出しました。お互い合意のもと、別々の道を歩むことになったのです」(スポーツ紙記者)
ラストの大どんでん返しは大きな反響を呼んだ。一方で、放送後のXでは
《南川ちゃんと勝男が付き合う世界線見せてください!! お願いします!》
《南川ちゃんと勝男ロスです さみしすぎる、、》
《もう勝男と南川に会えないのかと、ロス》
など、女優の杏花(きょうか)が演じた南川あみなを見られないことが寂しいという声が続出している。南川は、勝男が勤める会社の後輩で、入社2年めの女性社員。最終回で“南川ロス”が起きたのには理由がある。
「物語序盤、南川は昭和の価値観を持つ勝男と意見が衝突し、毛嫌いしていました。しかし、鮎美と別れて以降、少しずつ成長する勝男を見直したり、歯に衣着せぬ鋭い指摘で彼に新たな気づきを与えるなど、距離を縮めていたのです。最終回でも、勝男のピンチに手を差し伸べ、彼のことを意識するような描写があったため、勝男と南川が結ばれることを期待した視聴者もいたようです」(芸能記者)
杏花は、子役だった2007年に芸能活動を始めた。今作で主人公の後輩社員を好演したが、女優として順調にステップアップしているようだ。
「女優デビュー作は、2007年の『名探偵コナン ドラマスペシャル 工藤新一の復活! ~黒の組織との対決~』(日本テレビ系)でした。人気漫画『名探偵コナン』の実写版で、杏花さんは作中でも人気の灰原哀を演じましたが、彼女のセリフには灰原役の声優である林原めぐみさんの声が当てられたのです。
ただ、その後の杏花さんは2011年のNHK連続テレビ小説『おひさま』、2022年の『ちむどんどん』と2本の朝ドラに出演し、2024年の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)で有村架純さんの後輩社員役を演じ、注目を集めました。2025年も『ホットスポット』(日本テレビ系)や『人事の人見』(フジテレビ系)など話題作への出演が続きましたし、今作での好演を機にさらに飛躍するかもしれません」(同前)
最終回放送後の10日、杏花は自身のInstagramで《南川を演じられたこと、本当に幸せでした。どうか皆さんの心のどこかお部屋に南川あみながそっと残っていたら嬉しいです》と、心境をつづっていた。次に竹内と共演する際は、ヒロイン役で今度こそ結ばれるか──。
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