ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)で主演をつとめる菅田将暉
12月10日、三谷幸喜氏脚本のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系、以下『もしがく』)の公式Xが更新された。アップされた写真は、タバコを手にした小栗旬で、《蜷川幸雄「馬鹿なこと言うんじゃない。舞台は何が起こるか分からないところが面白いんだ。」》とつづられている。
12月9日に放送された『もしがく』第10話には、小栗が演じる演出家の故・蜷川(にながわ)幸雄氏が登場。そのワンシーンだ。
「第9話のラストで小栗さんが登場。黒いニット帽を取ると広い額があらわれ、『蜷川幸雄です』と名乗りました。第10話はその蜷川さんが、彼を敬愛する久部(菅田将暉)に演劇論を語るシーンで始まりました。額の広い小栗さんのビジュアルに気を取られがちですが、タバコの持ち方や話し方など、蜷川さんにそっくりでした。
小栗さんは20歳だった2003年、蜷川さんが演出する舞台に出演し、それ以降、多くの蜷川作品に出演。いわば“師弟関係”にあります」(芸能担当記者)
Xでは、このキャスティングに
《小栗旬がやることで蜷川さんってこういうこと言う人だったんだろうなと》
《蜷川幸雄氏役、笑うしかないくらいはまっていた。おもわず唸る三谷ワールド》
など、多数の声があがり、大きな反響を呼んでいる。小栗は『もしがく』のHPに
《まさか、このような役をお受けする日が来るとは思っていませんでした。蜷川さんと過ごした日々を思い返しながら、私が出会った蜷川さんよりも若いころの蜷川幸雄を想像し、自分の中にある蜷川さんの面影を追いかけるように演じさせていただきました。このような機会をいただけたことを、本当に心から感謝しております》
とコメントを寄せている。
小栗は、同じ“三谷作品”であるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主人公・北条義時を演じている。『もしがく』の出演者では、菅田将暉、小池栄子、坂東彌十郎、市原隼人、秋元才加(さやか)、菊地凛子、浅野和之、野添義弘、シルビア・グラブ、小林隆、生田斗真、宮澤エマ、新納(にいろ)慎也、佳久(かく)創らも『鎌倉殿〜』に出演しており、「まるで同窓会のようだ」と話題になっている。
『もしがく』は次回(12月17日放送)が最終回。まさか、源頼朝(大泉洋)が出てくることはないとは思うが……。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







