
クラブからノリノリで出てくるジャスティン・ビーバー
12月6日、底冷えする早朝6時の東京・麻布十番。まだ多くの人が眠る静まり帰ったこの町で、赤いパーカーを着た “パリピ” の周囲だけは異様に人だかりができていてーー。
「あの世界的アーティスト、ジャスティン・ビーバーが来ていたんですよ!」
こう興奮気味に語るのは、現場に居合わせたファンだ。
「ここには外国人にも人気の有名なクラブがあるのですが、そこに突然、深夜2時ごろにサプライズでジャスティンが登場しました。『DAISIES』『SPEED DEMON』など人気曲を披露して大盛り上がりでしたよ。ファンは大熱狂しながらジャスティンをスマホで必死に撮影していました」
ジャスティンといえば、2008年にYouTubeに投稿した動画をきっかけにデビューすると、一気に世界的アーティストへと駆け上がったカナダ人だ。
「とくに2010年に発表された『Baby』は世界的なヒットにつながりました。世界中の10代の女の子が夢中になるアイドル的存在でした。日本では、古坂大魔王が扮するピコ太郎の『ペンパイナッポーアッポーペン』をX(当時Twitter)で紹介し、世界的に有名にしたことで知られています」
そんなジャスティンが今回来日したのは、自身が手がける新ブランド「SKYLARK」が世界初となるポップアップストアを東京・渋谷で開催したためだ。
「ポップアップには連日、数百人が並び、売り切れ続出の大反響で幕を閉じました。ポップアップにあわせてジャスティンは妻のヘイリーと息子のジャック・ブルースと来日。彼はこまめにInstagramを更新し、日本では老舗の喫茶店『アメリカン』や築地を訪れて食べ歩きをするなど、観光を楽しんだようです」(芸能記者)
冒頭はそんなポップアップを終えたジャスティンが関係者との打ち上げをするため、クラブを訪れた様子だ。数時間パーティーを楽しんだあと、妻がお迎えにやってきたという。
「午前5時に妻のヘイリーが迎えにやって来たんです。胸元ギリギリの露出の多いタンクトップだったのですぐに気がつきました。さすがスーパーモデルだけあって、オーラが違いますね。ジャスティンをひと目見ようと、60人くらいのファンが会場の外で出待ちしていましたよ。なかには親子で待っている人たちもいましたね」(出待ちのファン)
浮かれた様子のジャスティンと、“朝帰り” に厳しい表情のヘイリーだが、妻の不安は別にもあるという。現地のゴシップ紙記者がこう語る。
「ここ最近、ジャスティンは “破産寸前にある” と何度も報じられていますからね。2022年にワールドツアーをすっぽかしたせいで、100億円以上の負債を抱えたそうです。さらには若くして成功したせいか浪費癖も治らず、火の車だそうですよ。今回、突然服のブランドを立ち上げたのもそうした厳しい経済事情があるでしょう」
日本で息抜きできたのならいいのだがーー。
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