氷川きよし『THE FIRST TAKE』で見せた赤スーツ＆金髪姿に “人気芸人” 想起する声…充電期間から復帰後の快進撃

 

　12月12日、歌手の氷川きよしがYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場し、『きよしのズンドコ節』を披露、話題となっている。

 

「氷川さんが『THE FIRST TAKE』に出演するのは今回が初めてです。さらに、2019年にスタートした同企画で、演歌を披露すること自体が初めての試み。YouTubeチャンネルとしても新たなチャレンジとなりました」（芸能プロ関係者）

 

　同日の午後10時にプレミア公開された今回の歌唱動画。氷川は、全身真っ赤なスーツに身を包み、髪の毛は金髪で登場した。あまりに印象の強いビジュアルに、Xには驚愕の声が多く寄せられたが、一方で、《一瞬カズレーザーかと思った》《美化したカズレーザー》　と、お笑い芸人「メイプル超合金」のカズレーザーに見えたという声も続出していた。

 

　氷川は2000年に演歌歌手としてデビュー。『きよしのズンドコ節』は2002年、4枚目のシングル曲としてリリースされた。当時は茶色の髪で、青のYシャツに黒いスーツを羽織ったジャケット写真だったが、23年経ったいま、大きな変化があったようだ。

 

「今回の企画に出演するにあたり、氷川さんは同曲への想いをコメント。『発売した当初よりも年月が経てば経つほど味わい深くなっていて、本当に素敵な曲だなと感じています』と、感慨深い心境を語っています。

 

　今回の動画では、3人のコーラスも加えたアレンジで歌唱。時代を超えてさまざまな世代から愛されるパフォーマンスとなっています」（同）

 

　そんな代表曲に恵まれながらも、2022年12月をもって活動をいったん終了。約1年8カ月の充電期間を経て、2024年8月に開催された25周年記念ツアーで活動を再開した。

 

　2025年11月には、約4年ぶりの全曲オリジナルアルバム『KIINA.』をリリース。2026年には全国4都市の劇場をまわる特別公演を予定するなど、勢いはとどまることを知らない。

 

「2025年6月に放送されたラジオ番組『坂本美雨のディア・フレンズ』（TOKYO FM）に出演した氷川さん。充電期間は『歌っていないとものすごい不安になるって思いました。充実感がない』と本音も吐露しました。

 

　そんな苦しさを歌詞にしようと、70曲ほど歌詞を書き上げたそうです。一度離れた歌手生活があったからこそ、気持ちを新たに歌手として突き進む活力が生まれているのでしょう」（同）

 

　再び始まった氷川の進撃は、まだまだ始まったばかりだ。