
三山凌輝が手がけるパスタ店「親父のあんかけパスタ」
12月13日、元BE:FIRSTの三山凌輝が手がけるパスタ店「親父のあんかけパスタ」がオープンした。
実業家として最初に手がけた店舗は、東京・吉祥寺駅から徒歩5分、おしゃれな雑貨屋などが並ぶ「中町通り」にある。
オープン初日は朝11時開店だが、開店前にはすでに長蛇の列となっており、100人近くの客が並んでいた。客の9割以上は女性で、ほとんどが三山のファンのようだ。三山の人形やアクスタを手にしている人も少なくない。
11時になると、スタッフから「今日は三山がいるが、写真は撮らないでほしい。店や料理の写真はたくさん撮って宣伝してほしい」との説明があり、店の前に三山本人が登場。色つき眼鏡にニット姿の三山が、威勢よく「開店します!」と宣言すると、女性客たちから「イエーイ!」と大きな歓声があがった。
まず店内に入れられたのは20名ほど。店の外からは、笑顔で接客する三山の姿がみえる。外で並んでいる女性客からは「りょうちゃん、よかったね、こんなに大勢のお客さんが来て」「大丈夫、きっとうまくいくよ」などと話す声も聞こえる。
開店から1時間ほどすると、三山がマネージャーらしき女性と店外に。なかで接客してもらえると期待していた客からは、落胆の声が漏れた。
困ったのは、列がなかなか進まないことだ。開店から1時間以上、客が入れ替わることはなく、とにかく回転が悪い。折しもこの日は、都心の最高気温が8℃台という、真冬なみの寒さ。「寒すぎる」「いつになったら入れるの?」という声があちこちから聞こえる。あまりの待ち時間の長さに、リタイアする客も数組あった。
ようやく店内に入れたのは、並んでから4時間すぎた頃だった。
オーダーしたのは、三山のおすすめだという「ミラネーズ」。店のInstagramには《肉類(ウインナー、ベーコン)とマッシュルームをトッピングした定番メニュー》との説明がある。価格は1500円だ。
しばらくすると運ばれてきたのは、大きな皿にたっぷりのパスタ。ボリューム感は十分だ。ナポリタンのようなもっちり麺で、「パスタ」というより「日本のスパゲティー」という感じ。
かかっているのは、酸味が効いたケチャップ強めのソースで、「あんかけ」というほどのとろみはない。具材は赤ソーセージにベーコン、そしてマッシュルーム。わざわざ赤いソーセージを使い「親父」を店名にしているだけあって、「ジャンク感」を出したいようだ。ハマる人にはハマる味かもしれない。オプションでさまざまなトッピングを楽しむのもよさそうだ。
ただ、三山のファン以外に、このB級グルメに1500円という価格は疑問が残るのも確か。また、プリンが1200円、コーヒーが900円からと、パスタ以外の値段が高いのも気になった。
店内では、人形を手に記念撮影をする客も多く、長時間待たされても笑顔の人が多かった。
「三山さんは名古屋出身で、あんかけパスタは幼いころから通った店の味だということです。このお店は、三山さんの新プロジェクト『GOMASU』の一環で、今後は飲食以外にもさまざまな展開を企画しているようです」(芸能記者)
5月に所属事務所から独立、11月にBE:FIRSTを脱退した三山。9月には女優・趣里との間に第一子が誕生したばかりだが、実業家としての第一歩は吉と出るか、それともーー。
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